何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

誕生寺-(1) (鴨川)

2013年08月06日 | 寺社巡り-千葉

【千葉・鴨川市】鎌倉時代の建治二年(1276)、日蓮の弟子の日家と日保が開創、日蓮聖人を開山とし、日家上人を二祖、日保上人を三祖として聖人の小湊の生家跡に建立された。
室町時代の明応七年(1498)の大地震・大津波に遭って堂宇坊舎を全て流出したので、祓崎の南端から現在地に移転。 更に、江戸時代の元禄十六年(1703)の房総沖を震源地とする大地震・大津波に遭い、支院十坊と門前の人家百余戸が流失、僧俗408名が溺死する大災害に見舞われた。 その後、水戸の徳川綱条公(粛公)が先祖水戸光圀公の追善のため七堂伽藍を再興し、小湊山誕生寺と改称。

平日の小雨降る中、縁があって傘をさしながら訪問した。 寺の裏手のガラガラの駐車場(確か料金は2時間600円?)を利用したが、管理人のおばあさんが「何人で来たの?」と聞いてきたので4人と答えると400円にまけてくれた。
気分を良くしながら、祖師堂の裏手の龍王堂が建つ参道から境内に....まずは日蓮聖人像を安置する祖師堂で参拝し、その後、諸堂宇を拝観して回った。 総門から仁王門へと続く参道の両側には沢山の石燈籠が並び、途中の参道脇に誕生水が、そして山側の小高い場所の木立の中に誕生堂がひっそりと佇む。 境内最古の建物で風格のある仁王門をくぐる....参道両側には更に多くの石燈籠が日蓮聖人御幼像近くまで整然と立ち並ぶ光景は印象深い。

歴史を感じさせる総門

総門から眺めた境内

総門近くの参道脇にある誕生水(記念井戸)

総門から仁王門までの参道..両側に整然と石燈籠が並ぶ
 
参道脇に立つ大きな燈籠
 
参道脇の小高いところに建つ誕生堂..宝形造本瓦葺で昭和58年改修

誕生堂には「誕生堂」と揮毫された大きな扁額が掛る

仁王門..宝永3年(1706)建立(平成3年改修)
 
宝暦年間の大火で焼け残った境内最古の建造物

日蓮聖人御幼像近くから眺めた石燈籠が並ぶ
 
参道脇に佇む鐘楼

日蓮聖人御幼像
 
日蓮聖人御幼像前の松の古木                浄行堂

手水舎
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 宝生院 (東京) | トップ | 誕生寺-(2) (鴨川) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

寺社巡り-千葉」カテゴリの最新記事