
【東京・杉並区】江戸時代の寛永三年(1626)、下総國葛飾郡(現千葉県松戸市)の本山本土寺の末寺として、修行院日城上人により麹町(千代田区)に開創。
江戸幕府の市街整理や明暦三年(1657)の大火後の防火対策のために2度の移転を繰り返した後、明治三十六年(1903)に施行された東京市の都市計画により大正元年(1912)に現在地に移転。 昭和ニ十年(1945)5月25日の空襲で全ての堂宇を焼失、その後に再建された日蓮宗の寺院。 宗旨は日蓮宗で、本尊は一塔両尊像。
陽がだいぶん傾いてきたが、妙法寺を参拝した後、近くの修行寺という寺院に向かった。
小ざっぱりとした門前に着くが、門前には緑が全くなく、塀の際に幾つかの石が置かれているだけだ。 多分、石は何かの意味を表すように配されていると思うが、感性が劣る私には....。
山門をくぐって境内に....直ぐ正面に、両側に大きめの花頭窓がある小さくて簡素な本堂が、その左手に庫裡が建つが、境内には数本の松の木などがあるだけで緑が殆どなくいささか殺風景だ。

整然とした門前


切妻造本瓦葺の堂々たる山門..門前に幾つかの石が配され何かを表しているようだ


山門から眺めた境内と入母屋造桟瓦葺の本堂

小規模で簡素な本堂..正面の両側の花頭窓が印象的だ



本堂向拝に「修行寺」の扁額が掛る

本堂の質素で鈴が下がる向拝



子供を抱く地蔵像(子育地像か?)/地蔵尊を安置する地蔵堂/境内の片隅に放置された大棟の両側に置く獅子口のような瓦

本堂の左側に建つ庫裡
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