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何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

報恩寺 (中国)

2014年01月13日 | 史跡探訪-中国編

【中国・福建省・寧徳市】唐代咸通九年(868)に元荘禅師が創建した千年古刹。
古寧川の南に位置し、背後は緑深い山、正面は大きな海、そして周辺の群峰が美しく、昔から「小桃源」と称された希有な仏門浄地に建つ。 宋代~民国までの王朝交代、内戦、異民族侵入などで破壊され、宝典が離散し僧侶が迫害を受けた。 また、文化大革命時に宮殿が焼かれ、僧侶や仏像は塗炭の苦しみをなめた。

改修中の大きな山門をくぐって境内に....流石に千年以上の歴史がある古刹らしく、荘厳さを感じる。
拝観で一番印象に残ったのは、大雄宝殿の後方に離れて建つ八角三層構造の圓通殿内に鎮座する白い千手観音像だ。 千手観音像は羽根のような千手と、剣や開蓮など6つの持物、そして合掌手と禅定印を結び、慈悲深い目で参拝者を見つめる....その姿に功徳を施して頂ける気がした。
 
重厚な山門..ちょうど改修中だった..勇壮な狛犬の獅子の霊獣が護る

天王殿
 
天王殿に鎮座する弥勒尊像               天王殿前の参道脇に佇む7層の仏塔(1層目は炉)

大雄宝殿..殿前の境内の路面を張り替え中

大雄宝殿前の放生池
 
放生池に架かる石橋から眺めた鐘楼/回廊から眺めた鼓楼(右奥は大雄宝殿)

大雄宝殿の後方奥に建つ圓通殿
 
八角三層構造の色彩が鮮やかな圓通殿    圓通殿の軒下の鮮やかな装飾
 
圓通殿に鎮座する千手観音像..持物は剣,開蓮など6つと他に合掌手と禅定印を結ぶ

圓通殿の後方に建つ講堂のような建物

境内であるが塀で囲まれた講堂のような建物..お坊さん修行場か?

講堂のような建物

境内隅に建つ「報恩梵宇」の扁額が掛る古い建物..ここが従来の報恩寺の建物か
 
建物内に弥勒尊像と如来像が鎮座..昔は天王殿と大雄宝殿が一つの建物だったようだ
 
境内の片隅に置かれたかなり古そうな石製の仏塔/無造作に置かれた香炉か何かの屋根?
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