
【中国・福建省・福州】歴史がある三坊七巷の塔巷にある清代の林星章(1797~1841)の旧居。
最近大々的に修復が行われ蘇った建物で、現在、福建民族博物館として公開されている。
明代後半から清代にかけて建築された福州における典型的な民清民居の代表の建物で、「二梅書屋」とは林星章の書斎のこと。
中庭には築山、雪洞、六角半辺亭など当時の姿のまま再現されている。
また、庭には樹齢百年といわれるレイシの古木が立ち、毎年花を咲かせ実をつけるとのこと。


二梅書屋は2つの路地の間に建てられ、正門が郎官巷、裏門が塔巷に面している

入口を入って直ぐの部屋


入口に近いので客間かな? 客間の正面の金ピカの飾りもの....何かな?

承啓堂という部屋


承啓堂の内部と正面


仏間と「漆金佛ガン」(清代制作)...高価そうな仏壇

古そうな家具....左側はベッドかな?

ここが主人だった林星章の書斎「二梅書屋」

二梅書屋の内部....意外にこじんまりしている


「漆金佛ガン」(清代制作の仏壇) 往時がしのばれる古い額の絵

文魁とあるが何の部屋かな?


敦福堂とその内部....いずれの部屋(堂)も似たような造りになっているようだ!

後庭の築山....樹齢百年のレイシの木が立つ


壁にへばりついて建つ?六角半辺亭/築山石の雪洞