
【中国・福建省・寧徳市・福鼎市】太姥山の山頂に近い山腹に建つ寺院で、唐玄宗開元十三年創建で開山は白雲禅師。 この寺院は「白雲寺」あるいは「摩霄庵」と言われる古刹。
一般に、お寺の場合は僧で庵の場合は尼だが、訪問時は僧がおられたし、調べると「白雲寺」となっているので白雲寺が正しいようだ。
それにしても、このような険しい山の上に建立されたのは、やはり古から太姥山が霊験あらたかな山とされていたためだろう。

「白雲古刹」とある牌坊....石段を上ると白雲寺が....

「皈心池」と刻まれた古い石橋....向こう側からこの橋を渡って手前の寺院に....

石橋の上から眺めるお寺の入口の建物....奥の建物は摩霄庵

お寺の入口と重なるとうに後ろに建つ観音閣

入口の建物を入った奥にある観音閣

境内の奥にある古井戸 古井戸から眺めた白雲寺全景....右奥に石橋が見える

摩霄庵....奥に大雄宝殿が建つ 古そうな線香炉

摩霄庵の後ろに建つ質素な構えの大雄宝殿

大雄宝殿奥の須弥壇に鎮座する3体の如来像

仏舎利か?

石橋の袂にある花崗岩の「節理」....岩が凝固した時に体積が収縮して形成した裂紋