
【イタリア・ヴェネチア】ベネチアの歴史が刻まれた街の中心的な広場で、世界で最も美しい広場といわれている。 広場はL 字形に構成されていて、ドゥカーレ宮殿、サン・マルコ寺院、回廊のある新旧行政館、ナポレオン翼、鐘楼、サン・マルコ図書館などが建つ。
広場の一角に聳える鐘楼は9世紀の創建だが、火災、地震、崩壊などの変遷の中で再建を繰り返し、現在のものは1912年再建で高さ約100m。
なお、ガリレオ・ガリレイがこの鐘楼から天体観測を行った。
訪問時、広場は殆ど水没していて真ん中に立って全体を見渡すことができずだった。 サン・マルコ寺院と回廊に囲まれたピアッツァ広場は台形になっていて、寺院側から眺めると奥行きがあるようにみえる。 時間の経過とともに広場の一部の水が引き、観光客が一気にそこに集まってきた....とにかく物凄い人の数だ!

水上バスから眺めたサン・マルコ広場の遠景


水没したピアッツェッタ(小広場)、奥サン・マルコ寺院、右ドゥカーレ宮殿、左サン・マルコ図書館

有翼ライオン像と鐘楼

入り江に面した位置に立つ....有翼ライオン像とテオドルス像を載せた大円柱

水没しているピアッツァ(広場)、正面奥はナポレオン翼

旧行政館....回廊が美しい


新行政館の回廊 新行政館


15世紀末建造の青銅製の時計塔....屋上で2人のムーア人のブロンズ像が鐘をつく