
【イタリア・ピサ】フィレンツェの街を流れるアルノ川の下流にあるピサの街の「奇跡の広場(ドゥオモ広場)」に立つ8層(8階建)の鐘楼。
1173年に建築が始まり、3層目まで建造した1185年時点ですでに傾き始めた。 アルノ川が運んだ土砂の上に建てたので、地盤が弱かったのが傾きの原因。 傾きは止められず、角度を少しずつ補正しながら着工から180年近くたった1350年に完成。
傾きつつも完成から660年を過ぎても美しく神秘的な姿で立っているイタリアロマネスク建築の鐘楼....現在の傾斜角は約5.5°とのことだがそれ以上に傾いているように見える。

ピサ大聖堂の後ろに建つ鐘楼....有名なピサの斜塔だ!



斜塔は8階建てで階段は297段....現在約5.5°傾いている

イタリアロマネスク建築の神秘的な姿の鐘楼



高さ55m、重さ14,453トンもあるとか....