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何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

ピサの斜塔 (イタリア)

2010年09月17日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・ピサ】フィレンツェの街を流れるアルノ川の下流にあるピサの街の「奇跡の広場(ドゥオモ広場)」に立つ8層(8階建)の鐘楼。
1173年に建築が始まり、3層目まで建造した1185年時点ですでに傾き始めた。 アルノ川が運んだ土砂の上に建てたので、地盤が弱かったのが傾きの原因。 傾きは止められず、角度を少しずつ補正しながら着工から180年近くたった1350年に完成。

傾きつつも完成から660年を過ぎても美しく神秘的な姿で立っているイタリアロマネスク建築の鐘楼....現在の傾斜角は約5.5°とのことだがそれ以上に傾いているように見える。

ピサ大聖堂の後ろに建つ鐘楼....有名なピサの斜塔だ!
  
斜塔は8階建てで階段は297段....現在約5.5°傾いている

イタリアロマネスク建築の神秘的な姿の鐘楼
   
高さ55m、重さ14,453トンもあるとか....
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サンタクローチェ教会 (イタリア)

2010年08月29日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・フィレンツェ】1294年に建築が始まり、1442年にローマ教皇により聖別されて教会に....1453年に全ての建物が完成した。 「サンタクローチェ」とは「聖なる十字架の教会」という意味。
ミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、マキャベリ、ロッシーニなど多くの有名人がここに埋葬されている。

フランチェスコ修道会の教会
 
「イタリアの栄光のパンテオン」とも言われ500年前にできた
 
教会前のサンタクローチェ広場....ここはサッカー発祥の地

デザインはフランシスコ会の質素さを反映している
  
教会前の角にフィレンツェ出身のダンテの像がある
 
この教会には付属美術館が....
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サン・ジョヴァンニ洗礼堂 (イタリア)

2010年08月29日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・フィレンツェ】ドゥオモの西側に位置する白と緑の洗礼堂で、建築はドゥオモよりも古い。ローマ時代、この場所には軍神マルスの神殿があったが、その跡地に5世紀にサン・ジョヴァンニ教会が....。
11世紀の改築で現在ある八角形のロマネスク様式の洗礼堂に。東側(ドゥオモ側)にはミケランジェロが名付けた「天国の門」と言われる扉があり、パネルは左上から順番に旧約聖書を物語っている。
 
八角堂のロマネスク様式の洗礼堂....ドゥオモよりも古い建物
  
ミケランジェロが名付けた「天国の門(扉)」....扉のパネルは目で見る旧約聖書だ!
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フィレンツェのドゥオモ (イタリア)

2010年08月28日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・フィレンツェ】正式名は「サンタマリア・デル・フィオーレ」で、日本語では「花の聖母大聖堂」呼ばれる。 ゴシック様式のドゥオモの建築は1296年から開始され、約140年かけて完成した。
ドゥオモの設計と建築を監督したのはアルノルフォ・ディ・カンピオで、南側の建物の入口に彼の像が....。 ドゥオモは全て大理石で造られ、大理石の自然の色(白大理石、緑大理石、赤大理石)を利用したカラフルな建物....ミラノのドゥオモとは趣がかなり異なる。
「ジョットの鐘楼」とクーポラが印象的だが、特にクーポラは2008年の女子大生による落書き事件で日本中に知られた。

ゴシック様式の美しいドゥオモ

ドゥオモと「ジョットの鐘楼」いずれも三色のトスカーナ大理石で建築

大理石の自然の色で造られ美しい

クーポラの高さは91mで、てっぺんの小さな金の玉の直径は6mもあるが....ジョットの鐘楼の高さは85m

美しい大理石の外壁
 
巨大で素晴らしい造りのファサード....正面の巨大な壁の装飾も見事だ!
 
クーポラの内側の天井には「最後の審判」のフレスコ画が見られる

ドゥオモ内の巨大空間....

ドゥオモ内は意外にシンプルな構造....
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シニョーリア広場 (イタリア)

2010年08月28日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・フィレンツェ】ウフィツィ美術館の北側にある広場で、フィレンツェが12世紀末に独立の都市国家となって以来、政治・行政の中心になっている。
ヴェッキオ宮殿とその傍にダヴィデ像、ヘラクレスとカクスの像など多くの像が立ち、また、1382年に建てられた天井付きの集会所「ロッジア・デイ・ランツィ」にはたくさんの彫刻がある。

ウフィツィ美術館から見たシニョーリア広場
 
この広場は政治の中心であり続けた               青銅の騎馬像-メディチ家出身のコジモ1世

広場の周りの集合住宅....築6000~700年
  
ヴェッキオ宮前に立つミケランジェロのダヴィデ像、「ヘラクレスとカクス像」1534年作

白い巨人「海の神様ネプチューン」の噴水

集会所「ロッジア・デイ・ランツィ」1382年建立
 
彫刻群は16世紀の作品                     切断した頭部を持つ不気味な像
 
右端の「サビナの女たちの略奪」はジャンボローニャ作(1583年)....一枚岩の大理石で造られている
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ヴェッキオ橋 (イタリア)

2010年08月26日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタラ・フィレンツェ】アルノ川に架かる最も古い橋で、ウフィツィと橋の向こう(南側)にあるピッティ宮とを結ぶ。 橋の2階はメディチ家出身のコジモ1世が造らせた回廊に、また、橋からウフィツィまでは「ヴァザーリの回廊」と呼ばれる渡り廊下が....つまり、ピッティ宮からウフィツィまで全て回廊で繋がっている。
ウフィツィ美術館の3階の窓からヴェッキオ橋とヴァザーリの回廊が眺められ、美術館内は撮影禁止だが、窓から写真を撮らせてくれた。

ヴェッキオ橋の全景

2階は回廊でメディチ家出身のコジモ1世が造らせた

ウフィツィ美術館の3階から眺めた風景
 
左奥はサント・スピリト教会か? 向こう岸の奥に見えるクーポラはサンタ・マリア・デル・カルミネ教会か?

手前右側はウフィツィ美術館の入口
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ヴェッキオ宮殿 (イタリア)

2010年08月26日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・フィレンツェ】シニョーリア広場にある高さ94mの塔がある建物で、最初は政庁として使われていた。 1540年から25年間はメディチ家の宮殿だったが、メディチ家がアルノ川を挟んで南にあるピッティ宮に移ってからヴェッキオ宮殿に....ちなみに、「ヴェッキオ」とはイタリア語で古いの意。
イタリア王国が統一してフィレンツェが首都になった時には国会議事堂として....現在は市役所として使われている。 宮殿前には1534年に造られた「ヘラクレスとカクス」の像がある。
 
政庁⇒メディチ家の宮殿⇒国会議事堂⇒市役所(現在)と変遷、高さ94mの塔は権力の象徴で24h見張りがいた
 
白い巨人「海の神様ネプチューン」の噴水、ミケランジェロのダヴィデ像
 
青銅の騎馬像はメディチ家出身のコジモ1世、ダヴィデ像(奥)、手前はヘラクレス&カクス像
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ウフィツィ美術館 (イタリア)

2010年08月25日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・フィレンツェ】アルノ川沿いにある美術館で、もともとメディチ家の事務所(役所)として建てられた。 いまは、ルネッサンス時代のメディチ家コレクションの宝庫。 「ウフィツィ」とはイタリア語で事務所の意。
絵画館は3階(日本式では4階)で、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」、ダヴィンチの「受胎告知」、ミケランジェロの「聖家族」など、美術の教科書でお馴染みの絵画を目の前にして....ただただ感激!
それにしても、訪問者がやたら多く、ゆっくり落ち着いての鑑賞はできなかった。
 
アルノ川に面したウフィツィ美術館の入り口

もともとメディチ家の事務主(役所)
 
回廊の柱にレオナルド・ダビンチ像を見つけた....回廊の壁や柱に歴史上の人物の像が

回廊
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ミケランジェロ広場 (イタリア)

2010年08月25日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・フィレンツェ】フィレンツェで最初に訪れたのがミケランジェロ広場。 アルノ川を南へ渡って小高い丘を上ったところにある広場で、広場中央に立つダヴィデ像が見つめるフィレンツェの街の全景が眺められる。
澄んだ青空だったが、少し早い時間の訪問だったためか、フィレンツェ市街は少々ガスっていた。  とはいえ、この広場からいよいよフィレンツェの歴史探訪・史跡巡りが始まる....。
 
広場中央に立つダヴィデ像     ドゥオモ(中)とサンタ・クローチェ教会(右)
 
ドゥオモの遠景                           ダヴィデ像の近くで絵を売る画家
 
ダヴィデ像の近景....寒そう!     サンタ・クローネ教会の遠景
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ヴェネチアのカーニバル (イタリア)

2010年08月15日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・ヴェネチア】2月12日にヴェネチアを訪れたが、ちょうど、カーニバルの初日だった。 サン・マルコ広場には奇抜な仮面と中世の衣装をを身に付けた人達が登場し、彼らを観るために多くの観光客で溢れかえっていた。
彼らはカメラを抱えた多くの観光客の絶好の被写体になっていた。 自分も観光客の一人....たくさんの写真を撮らせてもらった。

写真を撮られるほど素晴らしい仮装という証....気分いいのだろうね?
  
まさに中世の淑女たちだが....白い仮面がチト不気味!

何といっていいのか....少々怖さを感じる!
  
観光客に人気があった仮装者たち....観光客と一緒に写真を撮られていた

親子で仲良く....顔が見えないのが残念!

お互いに知り合いなのかな?
  
凄い衣裳だが....移動が大変そう!

優雅に歩く姿はカメラマンの絶好の被写体
 
なかり奇抜な仮装....でも人気はイマイチのようだった!
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街中の運河の風景 (イタリア)

2010年08月15日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・ヴェネチア】観光客で賑わう街中を流れる狭い運河を散策した。 運河に架かる小さな石橋の上から、ゆったりと遊覧するゴンドラを眺めながら....ヴェネチアの風情を味わった。
それにしても、乗船する観光客が意外に少なく、客待ちの船頭さん達が暇そうにしていた。

狭い運河をゆっくりと遊覧するゴンドラ
 
ちょっと暇そうにしているゴンドラの船頭さん達
 
のどかな雰囲気....いいね~         運河は多くの観光客で溢れている

のんびりと遊覧するゴンドラ....
  
カーニバルの衣裳の人と一緒に....楽しそう!

低い石橋を巧みにくぐり抜けるゴンドラ
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サン・マルコ大運河の入り江の風景 (イタリア)

2010年08月14日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・ヴェネチア】サンマルコ広場近くのゴンドラ乗り場からゴンドラに....大運河の入り江付近だけの短時間の遊覧だったが、素晴らしい風景を楽しんだ。
ゴンドラから眺めるサルーテ聖堂や連続する中世風の建物の佇まい....実に美しい。 ただ、海抜ゼロメートルなので、歴史的建造物がいまにも水没しそうに見えて....少し心配になった。 杞憂に終わればいいが....。
 
まさに大運河の入り江の風景

大運河の入り江の風景....左にサルーテ聖堂が見える
 
上手にゴンドラW操作する船頭さん....サルーテ聖堂をバックに絵になる光景だ
 
建物の間には多くの狭い水路が網の目のように.....

乗船したゴンドラの船頭さん....なかなか決まってるポーズ!
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サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会 (イタリア)

2010年08月14日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・ヴェネチア】16世紀半ばから建設が始まって17世紀初頭に完成した、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島に建つ教会。 鐘楼は18世紀に建て加えられたもので高さ75m....サン・マルコ広場にある鐘楼のミニ版といえる。

ジュデッカ運河に浮かぶサン・ジョルジョ・マッジョーレ島。
サン・ザッカリ船着場へ向かう水上バスからはマッジョーレ教会がくっきりと眺められたが、サン・マルコ広場からはほぼ西方向になるので眩しい西日を受けてややシルエット調に....。
離れた位置から眺めただけだが、壮麗な感じが漂う教会だ。

ゴンドラ乗り場から眺めるマッジョーレ教会
 
8世紀に付け加えられた鐘楼....高さ75m            壮麗な感じが漂う
 
水上バスから眺めた教会      シルエットが美しい

ジュデッカ運河のサン・ジョルジョ・マッジョーレ島に建つ教会
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サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 (イタリア)

2010年08月11日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・ヴェネチア】16世紀のヴェネチアを襲って深刻な被害をもたらした黒死病(ペスト)が終息したのを祝って、共和国守護者の聖母マリアに捧げるため、1631年に着工し、50年後の1681年に完成。 巨大な八角形をしたヴェネチア・バロック建築で、イストリア産の石とマルモリノ(大理石の粉末で表面を覆った煉瓦)で造られている。

サンマルコ広場側の岸壁なら眺めても....ゴンドラから眺めても....壮麗なその姿にタメ息がでてしまった。 大きな2つのドームと白い大理石が運河に反射した光を受けて輝くサルーテ聖堂は、まさにヴェネチアの旅情を誘う姿だった。
訪問できなかったのが心残りだが、ゴンドラに揺られながら、サルーテ聖堂の素晴らしさを堪能した。

方形の外観と装飾のない壁面が最大の特徴のサルーテ聖堂
  
窓や門には円形アーチが取り入れられている....壮麗な姿!
  
ローマ最古のルネッサンス建築で、ローマ・ルネッサンスの原型
  
どこから眺めても海に浮かぶ美しい聖堂
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ドゥカーレ宮殿 (イタリア)

2010年08月10日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・ヴェネチア】アッツェッタ(小広場)に面しているドゥカーレ宮殿はドージェ(元首)の官邸で、ヴェネチアの共和国政庁及び裁判所だった。 この建物は、運河を隔てて対岸の牢獄跡と「ため息の橋」で結ばれている。 814年にドージェの城として築かれたのが前身で、12~15世紀にかけて幾度も改築された。 ピンクと白の大理石で造られ、1階と2階が回廊に....外観はゴシック風のアーチが連続していて、イスラム建築の影響を受けている。

サン・マルコ広場全域が水没していたので、頂上にサン・マルコの有翼ライオンと聖テオドーロの彫像が鎮座する2本の円柱がある側から眺めた。 が、しかし、最初は右側に建つドゥカーレ宮殿よりも、高く聳え立つ鐘楼と荘厳なサン・マルコ寺院に目が奪われてしまって....。
ゴシック風のドゥカーレ宮殿....1階と2階の回廊部分の連続したアーチが実に美しい。 宮殿の裏側面には、判決を受けて牢獄へ向かう囚人達が、ため息をつきながら渡ったといわれる「ため息橋」がある。
訪問時は橋の両側の建物の壁面が修理中だったようで、青に塗られた板で完全に覆われていて、まるで青空に「ため息橋」が浮いている感じに見えた。

ドゥカーレ宮殿....ゴシック風のアーチが印象的だ
 
小広場に立つ2本の円柱の頂上にサン・マルコの獅子と聖テオドーロの彫像が....

円柱頂上のサン・マルコの獅子が見下ろす....ドゥカーレ宮殿
 
ドゥカーレ宮殿の近景....左はサン・マルコ図書館
 
アーチ部分の近景      多くの観光客が中に....                

有名な「ため息の橋」
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