現在2歳半の孫がいます。
昨年秋に、彼女に妹ができ、しばらくわが家に滞在しておりました。
丁度、俗に「イヤイヤ期」と称する第一反抗期に入った孫との生活は、かなりのエネルギーを要するものでした。
「お風呂、イヤ!」
「寝るのイヤ!」
「この服、イヤ!」
右と言えば、左
白と言えば、黒
とりあえず、拒否します。
こちらの言いなりになんか、なるものか!
という、この小さな怪獣の抵抗に、周囲の大人たちは、右往左往するばかりでした。
ベビーカーに乗せて、保育園まで連れて行くまでが、闘い。
晴れ渡った日でも、
「この靴イヤ!長くつ履いて行く!」
と言ってきかない。
もう、要求をのんで、長くつを履かせ、普通の靴は抱えて行くしかない。
特に、雨の日は、ベビーカーのシートを嫌がって暴れる彼女をベビーカーに力づくで押し込み、泣き叫ぶ彼女を乗せたまま、駆け足で、徒歩20分の保育園に急ぐ。
途中、闘い疲れて、ベビーカーでぐったりしている彼女を見て、おかしいやら、あきれるやら・・・。
小柄な年寄りには、なかなか厳しい毎日でした。
でも
「イヤイヤ期」は,最初の自我の発動期。
自分の意思が芽生え、その急速な成長に、自分自身が対応に戸惑い、苦慮している様子が伺え、なんだか、愛おしさがつのるばかり。
自分でもなんだかわからないけど、
絶対、相手の意のままになんか、ならないぞ!
と自分を精いっぱい主張する彼女の姿に、心の中で拍手を送っていました。
たぶん、私たち大人も、遠い昔、通ってきた路なのに、
かつては、周囲を振り回したのに、
残念ながら、いやと思っても「NO!」と言えない今の私
おかしいと思っても、理不尽な世間のルールに従う私
それに疲れて傷つきながらも、ニコニコ笑顔で頑張る私
だって、大人だから・・・
大人になるってことは、そういうことだから・・・
最近、孫は少しづつ「イヤイヤ期」を抜けてきたようで、だいぶ聞き分けがよくなりました。
こちらの意に添う、大人にとっての「いい子」になってきました。
成長してきた証しと、周囲は喜んでいますが、
私は、この間までのヤンチャな彼女が好きです。
昨年秋に、彼女に妹ができ、しばらくわが家に滞在しておりました。
丁度、俗に「イヤイヤ期」と称する第一反抗期に入った孫との生活は、かなりのエネルギーを要するものでした。
「お風呂、イヤ!」
「寝るのイヤ!」
「この服、イヤ!」
右と言えば、左
白と言えば、黒
とりあえず、拒否します。
こちらの言いなりになんか、なるものか!
という、この小さな怪獣の抵抗に、周囲の大人たちは、右往左往するばかりでした。
ベビーカーに乗せて、保育園まで連れて行くまでが、闘い。
晴れ渡った日でも、
「この靴イヤ!長くつ履いて行く!」
と言ってきかない。
もう、要求をのんで、長くつを履かせ、普通の靴は抱えて行くしかない。
特に、雨の日は、ベビーカーのシートを嫌がって暴れる彼女をベビーカーに力づくで押し込み、泣き叫ぶ彼女を乗せたまま、駆け足で、徒歩20分の保育園に急ぐ。
途中、闘い疲れて、ベビーカーでぐったりしている彼女を見て、おかしいやら、あきれるやら・・・。
小柄な年寄りには、なかなか厳しい毎日でした。
でも
「イヤイヤ期」は,最初の自我の発動期。
自分の意思が芽生え、その急速な成長に、自分自身が対応に戸惑い、苦慮している様子が伺え、なんだか、愛おしさがつのるばかり。
自分でもなんだかわからないけど、
絶対、相手の意のままになんか、ならないぞ!
と自分を精いっぱい主張する彼女の姿に、心の中で拍手を送っていました。
たぶん、私たち大人も、遠い昔、通ってきた路なのに、
かつては、周囲を振り回したのに、
残念ながら、いやと思っても「NO!」と言えない今の私
おかしいと思っても、理不尽な世間のルールに従う私
それに疲れて傷つきながらも、ニコニコ笑顔で頑張る私
だって、大人だから・・・
大人になるってことは、そういうことだから・・・
最近、孫は少しづつ「イヤイヤ期」を抜けてきたようで、だいぶ聞き分けがよくなりました。
こちらの意に添う、大人にとっての「いい子」になってきました。
成長してきた証しと、周囲は喜んでいますが、
私は、この間までのヤンチャな彼女が好きです。