耳をすませば~ ♪

      心の声が聞こえる

      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

人は今日も悩みます

2012-06-07 17:11:38 | 日記
人の数だけ違った悩みがあるようです。

10人いると、10個の違った悩みがある

100人いると、100個の異なる悩みがある

聴いていて、

こちらが、暗澹たる思いに駆られる深刻な苦しみもあるかと思うと、

それの何が問題なの?とこちらが悩んでしまうような小さなことで思い煩っている人もいます。

でも、悩みにランク付けは禁物

些細なことでも、その人にとっては、今重要な案件なのです。

かゆみを感じる時には、その部位をギュッとつねると、一瞬かゆみが引きます。

痛みが強いと、私たちは、そちらを優先的に感じるらしいのです。

悩みも似たようなものかもしれませんね。

生死にかかわるような深刻な状況の中では、

スタイルが悪いとか
子どもの成績がパッとしないとか
職場の同僚に気に障ることを言われた

なんてことを思い悩む余裕はないはず。

重篤な病気にかかった時には、健康でありさえすれば、足が太かろうが身長が低かろうが、そんなことは取るに足らぬこと、と気がつきます。

子どもが、病気や大怪我した時には、わが子が元気になることだけを一心に祈ります。

職を失った時には、どんな職場でもかまわないから仕事がほしい、と思うでしょう。

ところが、

健康を取り戻すと、やっぱりスタイルが悪くて落ち込む

子どもが元気になると、この成績じゃー、とわが子の行く末を案じる

仕事が見つかると、再び職場の同僚の言動が気になる

昨年の大震災の後は、ただ生きて「ある」ことの幸せを知ったはずなのに・・・

そんなことは、百も承知であるのに、

人は、日々悩みます。

今ある幸せを無視して、一生懸命、苦の種を探しているように見えます。

まるで、幸せであってはまずい、とでも思っているようです。

生きる 

という実感を悩むことを通してしか感じられないかのように・・・




フィルターをチェックしてみましょう

2012-06-01 18:21:24 | 日記
このところ、おとなしくなっていた列島が最近また揺れ出したような気がします。

つい、先ほども東京で震度3の揺れがありました。

震度3で恐怖を感じてパニックになる人もいれば

震度5でも、平気な顔をしている人もいます。

わが夫は、夜中に家具が倒れてきても、おそらく、目覚めないかもしれないつわもの。

そう、客観的な事実は一つでも、

個々人が認知していることは、異なっているのです。


つまり、100人いれば、100通りの事実があるということ。

私たちは、直接、外部情報に反応しているのではなく、
自分のフィルターを通して情報を受け取っているのです


「美人ですね。」と男性に言われたら、

誰でも喜ぶとはかぎりません。

喜びそのものも千差万別

「女性を見た目で品定め?許せないやつ!」
とフェミニストは怒るかもしれない。

「この子は美人だけど、おつむがねぇ。」
と親から嘆かれ続けた人は、

「美人」という言葉に拒否反応を示します。

フィルターは、生まれた時からの親の対応や自分の体験などによって作られていきます。

自分がどんなフィルターを持っているのか、

たまには、チェックしてみるのもいいかもしれません。

ものごとに対して、何にこだわるのか?

どんな言葉に敏感に反応するのか?

特にどんなことに不快感を覚えるのか?

どんなことにワクワクするのか?

心がチクリと感じるのは、どんな時か?

どんな人が好きでどんな人が嫌いか?


こんなふうに自分をチェックしてみると、

自分のフィルター自体が、ちょっと見えてくるかもしれません。

「私って、こんなフィルターを通して情報を受け取ってるんだ!」

と認識するだけで、違った視点を持つことができるはずです。


視野が広がり選択肢が増えると思います。

「自分を振り返る」

「自分探し」

・・・

自分を見つめるより、現実を見つめろ!

という声も聞こえてきますが、

自分を知ることによって、

現実をより豊かに感じられるようになるのではないでしょうか。











『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。