友人とレストランでランチをしていた時のことです。
3週間前に引いた風邪の名残りの咳を2、3回してしまいました。
もちろん、口に手をあて下方を向いて咳をしたつもりでした。
ところが、隣りのテーブルの中年の女性が
「あなた! 今、食事中なんだから、咳をしないでくださいよ!! するなら、もっと下を向いてしてください!迷惑だわ。」
と声を荒げて叱られてしまいました。
こちらは、もう、うつすことのない咳と思っていたので、相手の予想外の反応にたじろいでしまいました。
とっさに「ごめんなさい」とあやまりました。
こちらの食事は済んでいたこともあり、友人は
「もう出ましょう!」
と険しい表情で席を立ちました。
確かに、女性は、声も大きく、かなりきつい言い方だったので、この程度の咳で、なにもそんなに怒らなくても~と私も納得のいかない思いで店を出ました。
美味しい食事も友人との楽しいおしゃべりも、彼女の一言で台無しになり、悲しい気分になったのも事実です。
でも、
よく考えると、その女性にとっても、楽しみにしていた食事だったはず。
それを、隣りでゲホゲホされたのでは、風邪をうつされるのではないか?と食事を味わう余裕もなかったと思います。
風邪が3週間前のものだ、なんて知る由もありませんし…
その人は、勇気をもって抗議できたけど、気の弱い人なら、不快に思っても言えずにいたでしょう。
1,2回の咳を気にするか、どうかは、個人差もあるでしょうが、咳やくしゃみに神経質になる人も少なからずいると思います。
私も、イベントや仕事を控えている時は、かなり神経質になり、電車で咳をしている人が近くにいると、少しずつ距離を取ることもあります。
今回は、私に非があるなぁ、と感じました。
気分を害して、あの場を離れるのではなく、あの女性に
「3週間の前の風邪なので、うつすことはないと思いますが、不快な気分にさせてごめんない。」
ともう一度、きちんとあやまるべきだったかもしれません。
今後は、リスキーな咳か否かにかかわらず、ハンカチで口元を覆い、下に向けて咳をするよう心がけます。
この歳で、こんな基本的なエチケットを学べたのも、注意を受けたお蔭です。
その女性に感謝すべきでしょう。
そして、あきらかに理不尽な抗議でなく、
こちらに、少しでも反省の余地のあるお叱りであるならば、
それをありがたく受け入れ、学びにしていこう、と前向きにとらえることをおススメします。、
そうすれば、相手のきつい言葉によって、傷つくこともありません。
より心地よく生きる智恵です。
家庭でも職場でも、その智恵を活用してみてはいかがでしょうか。
感謝がネガティブな気分を一掃してくれることを、あらためて感じた出来事でした。
3週間前に引いた風邪の名残りの咳を2、3回してしまいました。
もちろん、口に手をあて下方を向いて咳をしたつもりでした。
ところが、隣りのテーブルの中年の女性が
「あなた! 今、食事中なんだから、咳をしないでくださいよ!! するなら、もっと下を向いてしてください!迷惑だわ。」
と声を荒げて叱られてしまいました。
こちらは、もう、うつすことのない咳と思っていたので、相手の予想外の反応にたじろいでしまいました。
とっさに「ごめんなさい」とあやまりました。
こちらの食事は済んでいたこともあり、友人は
「もう出ましょう!」
と険しい表情で席を立ちました。
確かに、女性は、声も大きく、かなりきつい言い方だったので、この程度の咳で、なにもそんなに怒らなくても~と私も納得のいかない思いで店を出ました。
美味しい食事も友人との楽しいおしゃべりも、彼女の一言で台無しになり、悲しい気分になったのも事実です。
でも、
よく考えると、その女性にとっても、楽しみにしていた食事だったはず。
それを、隣りでゲホゲホされたのでは、風邪をうつされるのではないか?と食事を味わう余裕もなかったと思います。
風邪が3週間前のものだ、なんて知る由もありませんし…
その人は、勇気をもって抗議できたけど、気の弱い人なら、不快に思っても言えずにいたでしょう。
1,2回の咳を気にするか、どうかは、個人差もあるでしょうが、咳やくしゃみに神経質になる人も少なからずいると思います。
私も、イベントや仕事を控えている時は、かなり神経質になり、電車で咳をしている人が近くにいると、少しずつ距離を取ることもあります。
今回は、私に非があるなぁ、と感じました。
気分を害して、あの場を離れるのではなく、あの女性に
「3週間の前の風邪なので、うつすことはないと思いますが、不快な気分にさせてごめんない。」
ともう一度、きちんとあやまるべきだったかもしれません。
今後は、リスキーな咳か否かにかかわらず、ハンカチで口元を覆い、下に向けて咳をするよう心がけます。
この歳で、こんな基本的なエチケットを学べたのも、注意を受けたお蔭です。
その女性に感謝すべきでしょう。
そして、あきらかに理不尽な抗議でなく、
こちらに、少しでも反省の余地のあるお叱りであるならば、
それをありがたく受け入れ、学びにしていこう、と前向きにとらえることをおススメします。、
そうすれば、相手のきつい言葉によって、傷つくこともありません。
より心地よく生きる智恵です。
家庭でも職場でも、その智恵を活用してみてはいかがでしょうか。
感謝がネガティブな気分を一掃してくれることを、あらためて感じた出来事でした。