若手理論派の経営者の2012年大胆予測
森精機製作所の「森 雅彦社長」のデータ予測
商社で産業機械の営業担当として活躍した後に、2代目社長として森精機を製作所を引っ張っている森社長は、国内外を精力的に訪問し、先行きを洞察している行動派の経営者と言われている。
森社長は、「少なくとも外需中心の製造業は、2012年も苦しいし、ユーロ安・ドル安は更に進むだろうし、1ユーロ93円、1ドル67~68円までは覚悟している。」と述べている。
更に、工作機械の受注状況は、2011年予測が前年比33%増の1兆3,000億円。受注残から見ても2012年4月ぐらいまでは堅調だと思う、そこから先が厳しいとの予測。2012年通期でみると2011年比1~2割は減ると見ているようだ。
ただ、ずっと落ち込見続けることはない、過去の不況のデーターを調べてみるとどんなに経済が落ち込んでも、2年もすれば工作機械は売れ出すもの。2012年以降、期待できるものは意外にも米国市場。我々のドイツやイタリアのお客さんの多くが、米国に工場をどんどん立てている。
森社長の米国では今、モノづくりへの回帰も起きている。「米国でモノづくりが復活」している。 中長期で見れば、国内の設備投資も回復していく。2012年は、破壊から想像への転換点という言葉に期待をしたい。
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