この畜産の危機、ぜひピンチをチャンスに。
新たな畜産農家に生まれ変わるためのチャンスにできないものか。
一昨年9月にリーマンショックで始まった「世界的な金融危機」を乗り切るために、各企業は、現状の仕事の進め方を見直し、コスト削減など、生きるか死ぬかの危機乗り切りのための努力を重ねてきた。今も続けている。この乗り切りのノウハウを今回の口蹄疫ウイルス防疫にも活かせないものだろうか。
電子機器や自動車産業界では、一昨年9月のリーマンショック後の、世界的な危機乗り切りのために、死ぬ思いで、努力を重ね、今蘇ってきている。
先日の新聞の記事に、大隈半島の畜産農家の親子が、口蹄疫を防ごうと、自動消毒装置を親子で手作りしたとの紹介がなされていた。家庭用センサーライトを改造して、消毒液を車両全体に散布し自動消毒するというものらしい。このピンチに積極的に立ち向かう姿に頼もしさを感じたのは私一人だけではなかったはずです。
この際に、製造業界に導入されているノウハウを畜産農家向けに導入を考えるべきではないだろうか。例えば「3S,」あるいは「5S」の導入、「クーリングルーム」システムや「小型自動消毒装置」の導入も手始めの一例かも知れない。地域向けには、幹線道路等での「洗車システム」を活かした「自動消毒装置」の導入など。
今、まさに農商工連携が言われている時である。畜産農家や農業法人と地域の製造業が知恵を出し合い、安心・安全な畜産業を守るための新たなシステム、仕組みを作り出すチャンスと捕らえ、このピンチを乗り切ってもらうことを提案したい。
かごしま企業家交流協会
http:// www.kagoshima-kigyouka.com/
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