よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

記896市町村が消える。/どうなる日本経済(354)

2014-11-25 09:53:17 | どうなる日本経済

日本創成会議が5月に発表

896の市町村が消える。

今回の3連休で、増田寛也編著「地方消滅」を読みました。

日本創成会議が5月に発表した「消滅可能性都市896のリスト」は日本中に大ショックを与えましたが、やはりこれは大変なことになると思う。2040年までに若年女性の減少率が5割を超える自治体、すなわち消滅可能性都市が896市町村あるということだ。

更に、人口1万人を割るであろう都市が523市町村もあるというのだから、これは大変なことだ。この本は、元岩手県知事で、総務大臣を経験した増田寛也氏の編著である。

私も、県職員時代からこの地方の人口減少に危惧を抱いてきた。改めて、この本で、「少子高齢化」ということに驚愕している。人口減少はずいぶん前から言われてきた。実際、鹿児島県内の地方地域に行くと、子供が少ない、老人が増えているなあと感じる。

本当の問題は、少子高齢化のその先だと本書は警告している。子どもが減って老人が増えれば、人口が減る。それも、急激に減る。2050年には人口1億人を割り、今世紀末には5千万人を割るという。

この事態は深刻だ。これは、もう地方だけの問題ではない。国策として取り組まないともうどうしょうもないだろう。いかに早く時の政権が取り組むかだと思う。

 

                表紙画像

   

かごしま業家交流協会 pp//www.kagoshima-kigyouka.com/

かごしま暮らしネット  hpp//www.kagoshima-kurashinet/



最新の画像もっと見る

コメントを投稿