日本家電に復活のきざし
本当に日本家電は立ち直れるのか。
高度経済成長期に、日本製の家電は「三種の神器」(電気冷蔵庫、電気洗濯機、テレビ)という言葉が示すように強烈な存在感を放っていた時期があった。
当時は、現在のように韓国、中国のメーカーや英タイソンなど強力なライバルも存在しなかった。その後の韓国、中国にその地位を追われた事実は周知のとおりである。「日の丸家電」は瀕死の重傷を負ってしまったのである。
しかしその後、日本の総合電機メーカーは、世界的な好景気を背景に、「選択と集中」で不採算部門を整理したり、リーン(筋肉質)な企業体質に変えたりすることで、復活の兆しを見せているようだ。
例えば、パナソニックはセンサーや電池などの車載製品や、工場の自動化に使う機器などが、利益をけん引し、また、鴻海傘下入りしたシャープは、18年3月期の最終利益が702億円となったとのこと。
日本の総合電機メーカーの戦略は、本当に様相を見せ始めているのだろうか?
家電を作り続けてきた日本の総合電機メーカーは苦境に陥った。
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