爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

就学前の記憶

2018年04月20日 | 日記

息子や孫に尋ねたこともあるが、みんな就学前の記憶はないようだ、85年の人生で、一番古い記憶をたどってみたら、就学前のことで思い浮かぶことが、おぼろげながら幾つかあった。

本家に同居していた時だから、三歳頃であろう、ある日、母に手を引かれて玄関近くの土間に立っていた、その前で父と祖母が何やら大声で言葉を交わしていた、子供心に感じた異様な雰囲気だった。

旧制女学校の近くに住んでいた4歳頃だと思う、女学校の寄宿舎の敷地内で遊んでいた爺、時々複数の女学生から何やら声をかけられたり、遊んでもらった。あのころ同校の女学生だったというお婆ちゃんに出会うとは。

同じころ、隣の家は、サーベル(剣)を腰に下げたお巡りさんで,怖そうで何時も遠くから見ていた、悪さをしたり、言うことを聞かなかった時であろう、母から「お巡りさんに言いつけるよ」と言われていた。


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