老夫婦二人だけの三が日のひと時、自筆で添え書きされた年賀状を読み直しながら新たな親しみを覚える、お互い足腰の衰え、病を訴えるのが多くなったのも自然の成り行きかと。
歳を重ねるにつれ、添え書きをしたり、された年賀状が増えている、年賀の友が減り、自宅での生活が多くなり、時間に余裕のある年頃になると、つい懐かしさも手伝って、その気にさせる。
家内は添え書きのある仲間の年賀状には、2日から3日にかけて電話でのお喋りを楽しんでいる、相手も年に一度とあって大喜び、中には直接お年始に出かけたらと申したいほどの長電話。
爺は、いつも添え書きのある年賀の友を訪れて見ようか、電話で声を掛けて見ようかと思う仲間もいるが、お互い高齢の身、何となく遠慮が先に立って実現したことが無いまま。