爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

会葬礼状

2022年09月01日 | 日記
親族・友人・知人・ご近所さん、現役時代は職員の家族のご葬儀に参列してきたが、これまで頂いた会葬礼状で、何回も読み返したお二人の会葬礼状が今も心に残っている。

平成19年12月23日、83歳で終末医療施設で静かに帰らぬ人となったユミコ姉さんの会葬礼状には、晩年に読んだ短歌「雪を心の友と呼び、雪解けを待って咲くカタクリに身近な幸せを感じ毎年増える蛍を楽しむ」が紹介され、先立たれた御主人と過ごした豪雪の地をこよなく愛された方だった。

平成27年2月6日、100歳で綺麗な仏様だったクニスケ先輩の会葬礼状には人生のお手本を示してくれた最愛の父へ感謝を込めてと題して3人の娘さん一同から父の好きな言葉「夢一生」を紹介されていたが、日記を書き続け、老いても夢を抱き続け、前向きな人生を歩んできた方だった。

彼の地で、クニスケ先輩は日記を書き続けておられるだろうか、ユミコ姉さんは短歌を書き続けておられるだろうか、時どき家内とともにお二人の生前の姿を懐かしく思い続けている。
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