爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

家庭の暖房

2019年12月15日 | 日記

小さな借家住まいの幼い頃は、寝る部屋も、食べる部屋も、遊ぶ部屋も一緒だった。寒い季節は、昼間は炬燵を囲んで食べたり遊んだり、夜は親子4人が炬燵を囲んで寝る生活だつた。

昭和28年から5年間、独身で下宿生活時代の暖房も炬燵だけだつた。寝る前に近くの銭湯や居酒屋で体を温めたり、今では知る人も少なくなった蚊帳を利用することで寒さを和らげていた。

家庭の暖房が炬燵だけだった生活から、ガスストーブを併用することになったのは、結婚した昭和33年に新築の職員アパートに入居した年の暮れだった。寒さしらずの生活の最初である。

今は老夫婦だけの居間には、ガスファンヒーターが、床には電気カーペットが敷かれてる。寝間にはエアコン、寝床には電気あんか、暖かい環境が当たり前のように過ごしている。

 

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