爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

お下がり(おさがり)

2024年08月20日 | 日記
昔はお下がり(おさがり)は物を大切に使うために、子供の衣類など、使えなくなった物を、兄弟姉妹、親族の間で、当たり前、「三女・おさがり節」も生まれたほどである。

爺の高校卒業アルバムを見ながら、まともな学生服を着ている生徒は、お下がりを着ている一部の生徒だけ、みんなバラバラ、爺は鉄道員だった親父の作業服を多少加工した物を着ている

お金も物もない時代、服装に不満を言ったことはないが、詰襟の学生服のかっこ良さに憧れたのは確か、学生服を着ることは遂にないまま、卒業式には親父の和服を加工したジャンバー姿で出席してる。

少子化の昨今は、子供一人に両親、双方の祖父母で保護者6人がいると言われ、お下がりは行われていないが、初孫女の子は、弟へのお下がりを予定して自転車、長靴は黄色系だった。

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