爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

小学校1年生の記憶

2022年04月10日 | 日記
今の教科書はB5からA4サイズに変わり、教材も増えで昔のランドセルよりも大きくなったこともあって、体の幅より大きなランドセルを背負っている新一年生の姿は可愛らしい。

爺が小学校に入学したのは昭和14年である。ランドセルにどんな教科書が入っていたかは覚えがないが、国語の教科書の最初のページは、「さいた・さいた・さくらがさいた」だった。

小さな田舎の小学校だが一学年が、松・竹・梅の3学級あり 各組50人以上の生徒がいた。殆どは農家の子供たちだったので、肩掛けカバンの生徒が多く、ランドセルの生徒は僅かだった。

3月生まれの爺は、クラスで一番小さかったのか、教室では一番前の席だったのを覚えており、担任は姫路先生と言って髭のある年寄りの先生だった。弁当持参だったが中身は全く記憶が無い。


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