爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

個人商店

2019年09月05日 | 日記

日常生活で数多く利用していた八百屋、魚屋,肉屋、豆腐屋など、食べ物を扱う個人商店が懐かしい。店に入れば「いらっしゃい」、会話しながらの品定め、帰りは、「毎度どうも」で見送られる。

結婚した昭和30年代、日常の行動は全て自転車か歩く生活だったので、食料品の纏め買いは出来ない。家内が勤め帰りに毎日利用することで、店員さんと親しい間柄になってしまう。

食料品以外でよく利用した個人商店と言えば電気屋さんである。テレビ、冷蔵庫、洗濯機、掃除機など、購入時の丁寧な説明と故障時の対応は、知識に疎い爺にとって主治医のような存在だった。

毎年、子供たちや知人友人に送り続けている新潟名産の西瓜、茶豆、梨、葡萄は、馴染みの生産農家へ出向いて世間話や味見をしながら買い物することで個人商店の雰囲気を楽しんでくる。


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