爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

おふくろの味

2018年06月01日 | 日記

おふくろの味とは、子供の頃に母親が作ってくれた料理の味のこととあるが、子供の頃は、戦争と食糧難だった爺のおふくろの味は、サツマイモ、ジャガイモ、カボチャ、トウモロコシ等を加工した代用食。

この頃では、自然の素材を使って手間ひまかけた、おふくろの味は少なくなって、袋に入ったインスタント食品や冷凍食品やレトルト食品など半調理済みの食材が多くなり「袋の味」と言うそうだ。

母親から娘へ、姑から嫁へと代々伝えられてきたおふくろの味も、核家族化や、女性の社会参加で家事の時間が少なくなって、台所の、まな板は電子レンジに変わったとも言われてる。

ある識者が「袋の味」は手軽で便利だが、心が込められていないので、広い心を持った子供に育たない、一品でもいいから、おふくろに限らず、おやじでも、心が込められた料理を食べさせなさいと。


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