爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

ハエたたき

2017年08月05日 | 日記

 たまに台所に紛れ込んでくるハエ退治用にとハエたたきを用意してある、ハエが感知しにくい色らしいがみんな青か緑色、叩きやすい大きさで、網の目になっている昔ながらの代物である。

若い頃は百発百中とまでいかないが、かなり正確に捕えたものだが、今はハエを追い回しながら空振りを繰り返す、なかなか叩きやすい場所に止まってくれず、爺をあざ笑っているかのようだ。

昆虫の飛行生態学者によると、ハエは360度の視野を持っいるので、背後も見ることができるし、逃げるのに最適な場所に止まるそうで、身を守るための判断と計算に優れた昆虫だと言う。

昭和20年代、牛と同居していた頃の農家には、ハエたたきでは退治しきれないほど一杯いたので、うちわで追い払いながら食事をしていた、子供の頃、家のトイレにはハエを追い払ううちわがあった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする