爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

不運な二人の後輩

2016年05月15日 | 日記

運命とは人の意志や想いを超えて幸・不幸を与える力と言うが、余りにも幸と不幸の差は大きい、病や事故や天災等で0歳で終わる人も居れば、100歳まで無難に生き伸びる人もいる。

N君から退職の挨拶状が届き、ねぎらいの電話をしたところ、交通事故による脊損で車椅子の生活だとか、3年間の休職期間満了により53歳で退職とは、慰める言葉を失う。

数年前に高速バスで偶然出会ったS君、運転手に行き先を確認してから乗車、声掛けするも返事なし、聞けば50代初めから目が不自由になったと言う、今では殆ど失明した生活とか。

叩いても壊れることのない頑健な体の二人、運命とは言え、まさかの障害を背負って、この先20年から30年の人生、生きがいを見つけて強く生きて欲しいと願うばかり。


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