爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

親父への思い

2015年08月26日 | 日記

地震 雷 火事 親父の諺どおり、爺の親父も怖い存在だったが、近所の評判は誠に良く、周りからいいお父さんだねと言われても、子供心に納得できない気持ちだったかと。

SLの機関士だった親父、狭い運転室の中で、夏は高温、冬は厳寒、激しい振動の中での長い乗務時間は重労働だったであろう、夜勤明けは、寝ていた記憶しかない。

親父に遊んでもらった覚えはない、一緒にいたのは、ゲンコツを貰いながら夏休み帳や冬休み帳の整理のときだけ、定年になった55歳から74歳で人生を閉じるまでの親父は好きだったが。

晩年の親父がおふくろと並んで長野県野尻湖湖畔で撮った写真が位牌の傍に飾ってある、親子とは言え今の爺とそっくりの顔、性格は似ているところもある。

 


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