日々雑感

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日本の高齢化社会

2012年10月14日 | Weblog
日本の高齢化社会

少子高齢化が進むと、国力が減衰し、日本国の存在感が失われていく。
60歳以上の人口が30%を超えるのは日本だけだが、2050年代に入ると、64カ国が、日本と同じ状態になるそうな。
だから世界は、日本社会を注目している。いずれ自分の国にも、その波が押し寄せてくるから無関心ではいられない。

他の国と違って、日本は、技術大国である。それは、30年、から40年の年月を持って、培われたものであるから、たとえ高齢者と、いえども、働ける制度をつくり、しかるべき時代に、備える必要がある。

伝承をしていかなくてはならない技術やノウハウは、高齢世代を大切にすることによって、キープできる。今後は、人手不足の企業が、新しい雇用形態をあみ出し、それが高齢化社会の活性化につなげるならば、企業そのものが新しい雇用形態を作ることになる。それは、ひいては社会が、活気付くことにもなる。

高齢者につぎ込まれた国家予算も、年金、健康保険などが減額される。こういう形の姿が成功すれば、介護ノウハウとともに、海外輸出できるようにすれば、なお、いい。要は今後どういうことを心がけて、世界のモデルになるか。という問題。
あながち悲観論だけに、終始していても、何も生まれない。ここで、日本の底力を示す必要がある。