日々雑感

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変化の理

2012年10月12日 | Weblog

変化の理

蟻のように群れ集まっては、東西に急ぎ、南北に走る。朝早く起きて働きに行き夜帰宅して眠る。という生活は

営むところ何事ぞや。 生をむさぼり利を求めてやむこと無し。期するところ老と死あり。その来るところ速やかにして念々のあいだにとどまらず、これを待つ間、何のたのしびかある。まどえるものはこれをおそれず。、、、、略
常住ならんことをおもい、変化の理をしらねばなり。

所で法師よ。お前さんのようなことを言ってては、現代では暮らしていけないよ。
この理が判らないのは確かに低次元かも知れないが、法師、何を言ったってこの世は金さ。これがなければオマンマはもちろんのこと、電車にものれん。
行き着く先は見えてはいるが、先がどうあろうと、今日明日の飯を食って命をつないでいかんと、どうにもならん。それは生きている限り宿命だ。その宿命に諄々としたがっているまでで、人生の価値などを論じるのは、法師のような暇人だけだ。はっきり言うと今日一日生きるのが精一杯だと言う事。
法師君。判ったかね。変化の理などどうでも良い。