A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

革ジャンを買った

2009-01-25 21:40:40 | ハード
 昨日、ショップに革ジャンを取りに行った。昨年末にショップに行きあらかじめ注文をしていた品だ。
 素材はやはり鹿革。ウィンターグローブで知ったその柔らかさに抗しきれなかった。まさに「魔力」としか言いようがないほどの手触りだったのだ。

 年末の休日、某ショップに出かけ、革ジャンのセミオーダーをすることを告げる。ベースにする型番を決め、まずLサイズとLLサイズを着くらべる。
 袖の長さはLでぴったりなのだが、やはりウェストがちょっときつい。そのままでは問題ないが、防寒インナーを着ると、正直お腹が苦しいかと思われる。
 今度はLLサイズを着てみる。お腹周りはかなり余裕があるが袖丈が長い。
 結局のところ、Lサイズをベースに、ウェストをLサイズとLLサイズの中間の寸法にしてもらう。さらに腕時計の装着にあわせて、左手首のサイズを2cmアップ。自分の使い勝手に合わせて変更が可能なのがセミオーダーのいいところだ。

 革ジャンの型番、サイズの変更、素材の変更(牛革から鹿革へ)、これらの確認が終わり、価格と納期を確認する。僕の場合、1月23日、金曜日の夜までに仕上がるらしい。……ということで、24日に取りに行ったのだ。

 どきどきしながら扉を開ける。用件を告げると店員がオーダー表から自分の名前を確認し、ハンガーからビニールに包まれた革ジャンを持って来てくれる。

 色はアースブラウン、袖やポケットに打たれた鋲は銀色である。スイングトップデザインのこの革ジャンは、斜めフラップ付きのポケットと、スナップで止めることで立ててとめることができる襟を持つ。

 早速サイズを確認するために袖を通してみる。手に取った第一印象はやはり「柔らかい」「軽い」というものである。新品の革ジャンといえばごつくて固くて重いというのが普通だろうが、この革ジャンは違う。満足だ。
 袖丈、ウェスト回り、左袖のサイズもぴったりだ。
 「着て帰りますか?」と問われたのに対し「車で来ましたので持って帰ります」と言って店を出たのだが、駐車場で我慢できずに着替えてしまった。我ながら相変わらず単純な性格である。

 いまその革ジャンはハンガーに掛けられ、壁につるされている。振り返ればすぐに見えるように。手を伸ばせば柔らかさがすぐ確認できるように。
 そのうちまた表に出る用もないのに、袖を通して着てみては「えへへ」とつぶやくんだろうな。(^^;
 この革ジャンを着て、早くツーリングに出かけたいものだと心から思う。