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美酒鍋

2019年03月21日 | 家ごはん

 

 

広島ご出身の方から

珍しい鍋料理を教えていただきました。

美酒鍋びしゅなべ)と言いますが

地元ではびしょなべ

なんて言われているようです。

 

「美酒鍋」とは、蔵人が生んだ

広島県東広島市の郷土料理で

塩と胡椒とお酒だけで作り

お酒の旨みと香りを味わう

シンプルなお鍋です。

 

なにぶんにも初めて聞く料理なので

あちこち検索してみましたが

ダシをとる必要もなく

調理法も簡単なようなので

早速作ってみることに。

 

 

そんな日の夕食です。

 

青野菜の浅漬け

鯨ベーコン

万能葱と混ぜてぽん酢で和え

練り辛子を添えました。

 

鯨ベーコンは夫のみです。

脂っこくて私は好みませんが

以前ともだちと

築地市場へお買い物に行ったとき

「私は食べないけど夫が好きだから」 

と、ともだちも買っていました。

案外、

男性が好む食べ物かもしれません。

 

 

 

美酒鍋用に用意したもの

白菜・玉葱・ピーマン・もやし・長葱

人参・ぶなしめじ・ニンニク

厚揚げ・こんにゃく

鶏むね肉・砂肝・豚バラ肉

 

少し大きく

↓↓

いろいろ検索して調べた結果、

材料に関しては

かなりまちまちだったので

野菜などは

家にあるものを優先して使いました。

 

作り方は至って簡単ですが

たぶん、地元では各家庭でそれぞれ

こだわりの作り方があるのかもしれません。

 

私はまず、

ニンニクや肉類を炒めて塩・胡椒をし

その上に固いものから順々にのせていき

一旦蓋をして

野菜が少ししんなりしてきてから

お酒を加えました。

 

 

これは、蓋をする前の状態です。

蓋も出来ないくらい

凄いことになっていましたが

野菜は見る見る間に

へなへなとカサが減って…。

 

お酒を加えた後は

アルコール分が飛んで煮詰まってきたら

食べ頃。

 

そんなことで

美酒鍋の完成!!

 

食べ方は溶き卵を付けても良いし、

ぽん酢で食べても良いです。

なんて言うか…、出来上がりは

くどくないすき焼きのような感じで

溶き卵もよく合いました。

我が家では

お肉に柚子胡椒を付けて食べましたが

それも美味しかったです。

 

溶き卵につけないで

ぽん酢醤油をかけたのも

もちろん美味しかったです。

 

少し大きく

↓↓

仕上げに黒胡椒をかけたので

見た目がイマイチですが

いや~、これは美味しいです

 

レシピ検索したときに

どこでも共通して使われていたものは

砂肝でした。

砂肝は皮が固いので削り取ったりして

下処理が必要なこともあり

「砂肝ねぇ…」と訝しく

また面倒にも感じましたが

この砂肝がおいしいです。

柚胡椒をつけると尚一層美味です。

 

広島県の「賀茂鶴酒造」。

そこで働いている蔵人(職人)さんの

賄い料理として考案された料理、

それが「美酒鍋」です。

これは、

蔵人さんが仕事でお酒の味を見るのに

支障が出ないよう、あえて

あっさりした味付けにしてあるんだそうです。

 

この「美酒鍋

お酒を嗜まない方にもお勧めしたいです。

鍋に加えるお酒の

種類や量にもよるかもしれませんが

もしかして、知らないで食べたら

お酒で煮ているなんて…

わからないかもしれません。

 

寒い日には体が温まります。

 

 

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