とりあえず冬眠鼠様の労苦をもってネット開通。パチパチ。
しかしテレビもネットもない暮らしは本当に時間が増える。とりあえずテレビ各社は輪番で放送休止すべし。(何度も書いたけど。) テレビ撲滅がまずは国民福祉、ことに精神安寧に効果あることは必定である。それなくして節電を言うなかれである。
というわけで、この間本でも読んだかというと、そうでもなし。唐木順三『現代史の試み』とかツバメに借りた、エーと坂本某先生の米百俵のナントカというのとか。とりあえず次回用に唐木の『日本人の心の歴史』上下は机上に乗っかってるけど。今まさに読むべきは唐木順三だと思うんだけどね。イチオウね。
まあホントはテレビ全然見てないというわけでもなくて、(ナンノコッチャ) もうすっかり通常モードにしらっとなってる民放各社であるわけだけど、あいかわらずコダマでしょうかなCMのなかで、やってくれるゼさすがサントリーの、「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」の冒頭複数芸能人で歌ってるやつ、なかなかいいな。
「上を向いて歩こう」は個人的な思い出もまつわるし、「見上げてごらん・・・」は夜学生のために作られたとも聞いているが、まさに時代の感じをよくつかんでいるな。
それが今になってひどくピッタリくるのはなぜか。わかるようなわからんような。ともかく、サントリー宣伝部には今も人材がいるらしい。
それにつけてもやっぱり坂本九。上を向いて、見上げた空で散っていった人を思う夜更け。
で、ワシ的には、この時期聞きたくなる一曲としてコレ。
花の街 - 小鳩くるみ
「すみれ色してた窓で、泣いていたよ街のかどで。」
昭和22年のこの哀しくも美しい曲、おそらくは鎮魂のメロディーならむ。