路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

凛冽と書いてしばしば雪の朝

2011年01月27日 | Weblog

 寒くなったけど少々騒ぎすぎ、のような。ワシは寒い分にはおおむね平気。でも、雪国は大変だなあ。これはもっと騒ぐべき。

                    

 午後ちょっとだけ病院で付き添い。
 売店で週刊誌買って読んでようと思ったけれど週刊誌がない。あるのは女性雑誌とか健康雑誌みたいなやつばかり。仕方がないのでちょっとだけある文庫の中から、丸谷才一『双六で東海道』を買って病室で読む。
 まあ例のごとくウンチク満載を衒学的に。コイツ嫌いなんだよなあ昔から。知識も文章も大学受験的にいえば満点なんだろうが、面白くないというか鼻白むエリート意識がどうにもムカムカする。

 病院にいたのは2時間弱だったけれど、今日の看護婦さんも気持ちのいい人だった。若くて華奢なかわいらしい女の子だけれど、大変な重労働を笑顔でこなしていく。頭が下がるなあ。予定では1時間半ほどで帰るつもりだったけど、ちょうどそのころに処置してくれて、またすぐに来ますね、と戻られたので予定を伸ばして次にやってくるのを待ってしまった。明るくさわやかであることが知らずに世間を幸せにする。

 ずうっと晴天だったのに、午後4時すぎたら突然暗くなって雪舞いだした。

 


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