路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

半夏生湖見晴るかす母校祭

2005年07月03日 | Weblog

 今日は半夏生(はんげしょう)。
 夏至から11日目、田植えに関わる農作業がほぼ終わり、本日の天気を以ってその年の作柄を占う日、ということらしい。
 夏が半分生まれる日かぁ。

 午後友人夫婦とツグミの文化祭へ。
 小生在学中とは全く違う建物。かつての校庭に校舎が建ち、校舎跡が校庭になっている。
 校門もなく、高台にある以外は校地の境がはっきりしないのは昔のまま。もともと校門が無いのがウリで、小生在学中でもしばしば近所のオバサンが平気で犬の散歩をさせたりしていた。
 そのころ当時の校長が校門(といっても二本の柱)を突然立ててしまい、学友会との間で一悶着あったことなど思い出す。
 
 高台にあるせいかアップダウンの激しい校舎配置で、いささか疲れましたね。
 でも眺望は昔のまま。(かつての田園は姿を変えていましたけれど)

 帰り際、友人の提案で、昔の校門の方へ周る。
 校庭の縁に細道がついていて、校地を縦貫できる。いまでも近所の近道になっているらしくて、犬を連れた女の子とすれちがう。
 往時の正門跡を抜けて、かつての通学路にでると、まさに数十年を経てタイムスリップした印象。昔と殆ど変わらない一郭の出現にはいささか驚きましたね。
 小さな店や、共同浴場、小川の傍らの道を歩いていると、通学路の大半が幅1mにも満たない小路だったことに気づく。それゆえに未だに変わらぬ風情を留めてもいるのだろうが、かつてはこの狭い小路を殆どの生徒がダラダラと歩いていたのだったから、地元の方々には、さぞご迷惑なことだったでしょうね。
 ホントウに、ダラダラ、ダラダラ歩いておりましたもの。
 寺町を抜け、軒先をかすめ、駄弁りながら、笑いながら、モノ食いながら、ダラダラ、ダラダラ、ダラダラ、ダラダラ・・・・。
 ホンッとにスンマセンでした。

 その後、場所を移して早めの夕食。
 ツバメに留守番を頼んで、半日お出かけ。
 どうもありがとう。


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