路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

転がり出炎野ただちに影を剥ぐ

2010年08月01日 | Weblog

 暑さ、尋常ならざるものになってきた。
 それとともの我が汗腺カンゼンに制御不能である。

              

 日曜日、ついに決意してふたりで芋ほりに出かける。ホンマ相当の決意である。
 日差し容赦ない中、炎天で芋ほりは暑い。ほんと今日は特別暑い。
 いつになく傷つけることもなく掘り出したけれど、なぜか今年は腐っている芋が多い。梅雨どきに雨が多すぎたせいか。その後太陽容赦ないせいか。

               

 隣の畑のご夫婦とも、そんな話をする。今年は異常である。
 その間出来立てのトマトを頂戴する。その場で齧る。齧らねばならないような状況であるからして、齧る。
 ゴーヤもくださる。見事なゴーヤである。くださりながら、沖縄のものがこの辺でこんなに出来るのだから確かに異常な気候である、と言われる。深く納得する。

              

 みんなで暑い暑いといい続けて一日終わる。

 暑い暑いと言う以外言葉が見つからぬまま一日終わる。

 そろそろ体、火を噴くだろう。

 今は静かに焦げつつある。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿