路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

草刈りを終えてサイレン広島忌

2006年08月07日 | Weblog

 早朝から二人で草刈り。ずいぶんきれいになったなあ。
 で、もう云いたくないけど今日も暑い。

 日中は皆様お出かけ。ひとりでお留守番。
 寝たり起きたりしながら、内田樹『「おじさん」的思考』を読む。
 内田先生はいまや数少ない我が師父であらせられるなあ。(会ったこともないけど。)いちいちの文章に目雪ガレル思い。

 で、本文には関係ないけれど、文中にあったことで・・・。
 いまや予備校の受験模試でここ三十年、平均点が確実に毎年一点づつ下がりつづけているらしい。現在の大学1年の学力は三十年前の中学3年のそれに相当するらしい。この恐ろしい現実は、しかし妙に納得できる事実でもある。高校の文化祭など見ても、彼らの知的好奇心、美的感受性の衰退ぶりは愕然とする以上のものがあるから。
 古来おじさんたちは、「近頃の若い者は・・・。」と言いたがり、されど結局は自身の若い頃とソウは変わらないのである、ということで歴史の連綿は保たれてきたのでありましたが、今やその有史以来の常識は崩れ始めているらしいのであるので・・・。オソロシイ。
 どうしてこういうことになっちまったのか。
 よくわからんな。
 宇宙人が脳破壊電波を発し続けているのかも。そうとしか考えられんぞ。