ハイネケンの2019年版だ。
初めて飲むか?オランダのイメージだが、現在はキリンと提携している。オランダでなく本当に日本で作っているかもしれない。
ラグビーワールドカップと提携しているのだったか、今年は売り出し中だ。デザインも通常のハイネケンとは異なる。
ハイネケンらしい薄い小麦色ではあるが、これは先入観かもしれない。注ぐとキリン一番搾りと変わらない。いや、しかし先入観か若干一番搾りより薄い色にも感じる。
香りは酸味のある臭みがある。
飲むと、一番搾りとは違う。
米っぽい平板な甘さのようなものがある。口の中の上部でフィンガーシュガーっぽい甘さが感じらる。
ただ、それらが薄いわけでなく適度な感覚で味わえる。
ハイネケンは、薄い、しかしそれゆえ飲みやすいビールのイメージだったが、薄くはない。
エビスのような濃さとは違うし、一番搾りのような様々な味覚が複雑に出るものでもないが、ウェハース的な甘味的な味覚それが濃いという点では、ベクトル違いではあるが、しっかりした個性はある。
令和元年特別醸造とのこと。
スーパードライと言えばシルバーの缶のイメージだが、ゴールド系の色。
初めてスーパードライを飲んだ時を思い出す、ある種の高音の華やかさ。
二口目はスーパードライらしい落品っぽさ。
後味にウェハース的な香ばしい風味、で、それがドライな感じ。
カツオのたたきと合わせているが、「懐かしい」のイメージが浮かんでくる(個人的なものだが)
学生時代のこと、その時代に居酒屋に行って、まだ酒の味も知らないまま飲む酒の味など。
口に含むたびに印象が変わり、それに応じた学生時代の酒を飲み始めたあたりの記憶がよみがえる。
などと書くと、(記憶や思い出を呼び覚ます)ものすごいビールのように思えるが、たまたまだろう。