もう冬なのか(11月14日現在)
冬小麦という名前にふさわしい、ベージュを基調とした缶のデザイン。
「この冬だけのなめらかな飲み心地。素材が良ければそれだけでうまい」
サッポロの小麦使用ビールの押しである、なめらかな飲み心地。確かに小麦を使うと高音になり、なめらかになりがちだが、発泡酒の薄さと相まって、アルコール臭が気になる味付けに陥りがちだ。
香りは、小麦からイメージするフルーティーなバナナ風な酸味のあるものではなく、特に香りたつ風ではない。
口に含む。少し含む。すると、ヴァイツェンらしい味がする。ただ本格的なヴァイツェンをコンパクトにまとめた感じ。中間以降は発泡酒らしい薬品感が占めてくる。
飲み方を変えて一気に飲み込んでみると、初めにブーケの風味が広がり、そのまま持続しつつ、裏で薬品臭が広がりかけてきて、消えていくので、全体としてはブーケの風味で後味は薬品臭(これがうまく刺激感となる)となり、一気にグッといくほうがうまいかもしれない。
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