ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

池雲純米吟醸五百万石

2023-05-07 20:37:42 | 日本酒

舞鶴市のYAMASHO舞鶴店で購入。

舞鶴市の池田酒造(京都府舞鶴市中山32番地)の酒。舞鶴で唯一の酒造会社ではないだろうか。

ラベルは白を基調として、富山の「曙」的。

少しの苦味。フルーティーさはそこまで強くない。

これも悪くない。

20230513追記。

香りはやはり淡麗で日本酒っぽさがイメージされる。

しかし、飲むとフルーティーだ。

濃くはない。苦味はややあるが持続する。

飲み口に甘いフルーティーな風味がある。セメダインを感じさせるがそこまで強くない。

元文の時に書いたが、山地の酒と平地の酒で言うと、こちらはやはり山地ではなく、平地と感じる。醇が強くないからだ。平地でも、海に近いか遠いかで違いがあるような気がするが。因みに今現在では、海に近いとウニの風味があるのではないかと漠と思っている程度。

ともかく。

醇ではなく、臭みはなく、ついでに言うとウニっぽさもない。そして現代的。

フルーティー対苦味が6対4くらい。

実際は蔵元は舞鶴という港にあるのだが、ウニっぽさが感じられないので不思議だ。

日本海と太平洋、さらに言えば瀬戸内海で比べると違いがあるかもしれない。そう言われれば、ウニっぽさは瀬戸内海や内側の海に特有かもしれない。

舞鶴と言っても海は近いが、すぐ後ろには山的なものもある。面白い。

20230519追記。

驚いたことに、フルーティー対苦味が6対4という印象はいまだに変わらずある。

ジューシーさはあるが、醇ではないので、しっかり感を印象付ける。

ただし、やはり重くはあるので、多くは飲めないだろう。


元文新酒しぼりたて生原酒

2023-05-07 19:00:28 | 日本酒

岐阜県郡上市に行った際に、酒のいとうで購入。

まず酒のいとうというお店が個性的、店の一角にCDが並べられ、高級オーディオを通して、主にロックを流している。個人的にはピンク・フロイドかキングクリムゾンが流れていたらうれしかったが、多分ミッシェルガンエレファント(聴いたこと無いので定かでないが、、)か、日本のロックが流れていた。いい店だ。

岐阜県郡上市白鳥町白鳥991の布屋原酒造場の酒。

創業が元文五年 (1740年)であることが銘柄の由来。

アルミ紙で巻かれているが、それを剥がすと、緩そうなスクリューキャップ。

花酵母を積極的に使用している蔵元のようだ。

今年度は、桜・アベリア・月下美人・菊の4種類の天然花酵母を使用して醸造し、それらをブレンドしたとのこと。

注いでいる途中は濃いめかと思ったが、注いでみると、やや琥珀がかった感じ。

香りは日本酒っぽさはほぼなく、重みはありそうな香り。

それでいて、フルーティー的な甘い香りもかすかに感じる。

飲む。

飲み口は蜜のような甘さ。ただしそこまで主張せず控えめ。

途中はフルーティーな風味があり、やはり甘い。

全体的にウェッティでドライ感はない。

そして蜜のような甘味は全体を通してある。

ただ、ともすればリンゴ感が盛り上がりそうに予測されるのだが、うまく抑えている。

20230513追記。

全体の味は、やはり濃い。

リンゴ酸感は、予感くらい。

その手前であるのがいい。

フルーティーと苦味もある。それが強い。

イメージ的には、あくまでだが、山地の酒と感じさせる。

つまり、濃く、濃醇で、四角い。この酒は角が丸くなってはいるが四角い。

平地の酒はさらっとしているのに対して、というイメージ。

軽いバナナ風味。それと同時に苦味、鼻に感じる刺激感のある苦味。

20230602追記。

なにか新しい味を感じた風に思ったが、上の文章を見てると、結局同じ感想だ。

池雲より濃い。リンゴ的な濃い飲み口。

フルーティーではあるが、リンゴのフルーティーだ。

そのときの体調によるが、今日はそのリンゴ感はクドく感じず、地酒らしさを感じる。

20230610追記

やはり醇寄りで、味付けが濃い。

リンゴ感もあり、そのリンゴはフルーティーなものではない。

乾いた感じ。