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帝京平成大、学生の就活相談に関する個人情報流出 担当者が手書きメモ持ち帰り…裏面を再利用、持ち出した飲食店で紛失

2023-08-19 19:25:09 | 帝京大学

 帝京平成大学は18日、千葉キャンパス(市原市)の就職支援室で学生のキャリアカウンセリングを実施する担当者が、個人情報を流出させたとホームページで公表した。流出が確認されたのは手書きのメモで、12人分の氏名や学籍番号の一部、携帯電話番号が記載されていた。

 同大によると、担当者は東京海上日動キャリアサービス(TCS)のキャリアカウンセラー。同大ではキャリアカウンセリングをTCSに委託している。担当者がキャリアカウンセリング面談時の手書きメモの一部を自宅へ持ち帰り、メモの裏面を再利用して自宅外に持ち出したものを飲食店で紛失したという。メモを拾った人が3日に同大に連絡して発覚した。

 12人分の個人情報には氏名などのほか、志望先や採用面接の状況、応募シートの添削内容などが記載されていた。同大は漏えいを確認した人へ書面での連絡を順次行っている。他に807人分のメモが確認できないという。

 担当者によるキャリアカウンセリングは、2018年4月から今年7月まで行われていた。現時点で個人情報を悪用された被害などは確認されていない。

 再発防止に向け、キャリアカウンセリング面談時の手書きメモは、面談を終えたら即時システム入力し、当日中に裁断廃棄するなどの対策をとるという。

2023年8月19日 千葉日報

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