医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

監視委、三菱UFJ銀行を強制調査 行員がTOB情報漏えい疑い

2024-07-10 19:51:02 | その他

 三菱UFJ銀行の男性行員が、顧客企業の株式公開買い付け(TOB)に関する情報を、公表前に親族に漏らした疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が行員宅や同行本社などを金融商品取引法違反容疑で強制調査したことが9日、関係者への取材で判明した。親族は漏えい情報に基づく株取引で数百万円の利益を得た可能性があるという。

 金商法は、業務で上場企業の未公表の重要事実を知った会社関係者が、他人に利益を得させたり、損失を避けさせたりする目的で情報を伝えることを禁じている。情報を伝えられた側が実際に取引をすると、伝えた者は罰せられる。

 関係者によると、男性行員は2023年までに、顧客企業の公表前のTOB情報について、複数回にわたって親族に漏らしていた疑いが持たれている。親族は顧客企業の株を購入し、TOB公表後に株価は上昇していた。

 監視委は今年5月、行員の自宅や三菱UFJ銀行、行員が過去に出向していた三菱UFJモルガン・スタンレー証券などを調査し、裏付けを進めている。三菱UFJ銀行の広報担当者は毎日新聞の取材に「疑いが事実であれば誠に遺憾。引き続き調査に全面的に協力していく」とコメント。男性行員は、同行に対し「(他意なく)漏らしたかもしれない」と説明する一方、利益を得させる意図については否定したという。

 三菱UFJ銀行を巡っては6月、顧客企業の非公開情報を系列の証券会社2社と無断で共有していたことが、金商法が定める「ファイアウオール規制」違反に当たるとして、金融庁に業務改善命令を受けている。【渡辺暢】

2024年7月9日 毎日新聞


管理していた預金を不正引き出しか 弁護士の氏名など公表 岐阜県弁護士会が調査

2024-07-10 19:47:28 | 法曹界

岐阜県各務原市の男性弁護士が、管理していた預金を不正に引き出していた疑いがあることが分かりました。

弁護士会は被害拡大の恐れなどから処分を前に男性の氏名などを公表しました。

岐阜県弁護士会によりますと、各務原市に事務所のある波多野寿哉弁護士は、2022年に申し立てられた破産手続きと、2020年に申し立てられた相続手続きで、いずれも管理していた預金を不正に引き出していた疑いがあるということです。

岐阜県弁護士会は、被害が拡大する恐れがあることや、不正に引き出したとされる預金が高額とみられることなどから、波多野弁護士の氏名や事務所を公表しました。

懲戒処分の決定を前に会員情報を公表することは初めてとしています。

岐阜県弁護士会は波多野弁護士に対して意見を求めましたが、2024年5月末から連絡がとれない状態で、意見は述べられなかったということです。

2024年7月9日 中京テレビ


旧大口病院 入院患者3人を殺害 元看護師の無期懲役が確定

2024-07-10 19:44:50 | 医療界

横浜市の病院で入院患者3人の点滴に消毒液を混入して殺害した罪などに問われた元看護師の裁判で、6月の東京高等裁判所の判決について、検察、弁護側の双方が上告せず、無期懲役が確定しました。

横浜市神奈川区の旧「大口病院」の元看護師、久保木愛弓被告(37)は、8年前の2016年9月に70代から80代の入院患者3人の点滴に消毒液を混入し殺害した罪などに問われ、検察は死刑を求刑していました。

2審の東京高等裁判所は6月19日に「1審で裁判員を含めて慎重な議論が行われ、死刑という判断に至らなかったのであれば、死刑を科すことは許されない。生涯をかけて自身が犯した罪の重さと向き合わせ、立ち直らせるのが相当だ」として、1審に続いて無期懲役を言い渡しました。

これについて、期限の7月3日までに双方から上告はなく、久保木元看護師を無期懲役とする判決が確定しました。

東京高等検察庁の伊藤栄二次席検事は「判決内容を十分に精査したが、適法な上告理由が見いだせなかった」としています。

2024年7月4日 NHK


「女性の部下を暴行」で大阪地検トップが電撃逮捕 「誘われたら断れないものですよ」との証言が

2024-07-10 19:37:39 | 法曹界

このままだと実刑に