去年7月、仙台市内の商業施設で未就学の女の子にわいせつな行為をした罪などに問われている東北医科薬科大学の元教授の男の裁判で、仙台地方裁判所は30日、男に懲役3年、保護観察の付いた執行猶予5年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、東北医科薬科大学の元教授・藤井優被告(53)です。 判決などによりますと、藤井被告は去年7月26日、仙台市泉区の商業施設のゲームコーナーで面識のない未就学の女の子の体を触ったうえ、体を抱えて連れ去ろうとした罪などに問われています。
30日、仙台地裁で開かれた判決公判で宮田祥次裁判長は、「幼い被害者を狙った犯行は卑劣で悪質」などと指摘。一方で「罪を認めて反省しており、妻が監督を約束している」などとして懲役3年、執行猶予5年、執行猶予期間中は保護観察とする判決を言い渡しました。求刑は懲役3年でした。
2024年1月30日 東北放送