東京都内の複数の弁護士が、消費者金融への過払い金の返還請求業務などを弁護士資格を持たない「整理屋」と呼ばれる業者からあっせんされていた問題で、東京地検特捜部は9日、弁護士3人を弁護士法違反(非弁提携)の罪で在宅起訴し、発表した。あっせんしたとされるNPO法人の元理事長も、同法違反罪で在宅起訴した。
起訴されたのは、東京都目黒区の宮本孝一(46)、同中野区の岩渕秀道(81)、同江戸川区の吉田勧(53)の3弁護士と、NPO法人「ライフエイド」(東京都台東区、清算)の小林哲也・元理事長(49)。宮本弁護士と小林元理事長は起訴前の朝日新聞の取材に、違法なあっせん行為への関与を認めていた。
起訴状などによると、小林元理事長は2011年8月~12年2月、消費者金融などへの多重債務者11人から相談を受け、過払い金返還請求の仕事を弁護士らにあっせんしたとされる。
2014年7月9日19時26分 朝日新聞
起訴されたのは、東京都目黒区の宮本孝一(46)、同中野区の岩渕秀道(81)、同江戸川区の吉田勧(53)の3弁護士と、NPO法人「ライフエイド」(東京都台東区、清算)の小林哲也・元理事長(49)。宮本弁護士と小林元理事長は起訴前の朝日新聞の取材に、違法なあっせん行為への関与を認めていた。
起訴状などによると、小林元理事長は2011年8月~12年2月、消費者金融などへの多重債務者11人から相談を受け、過払い金返還請求の仕事を弁護士らにあっせんしたとされる。
2014年7月9日19時26分 朝日新聞