お百姓さん夫婦が飼っている‘こぶた’が なにより好きなこと...それは、やわらかいどろんこの中にすわったまま ずずずぅ~っと沈んでいくこと。
ある朝、お百姓さんのおばさんは家中を大そうじ。家の中だけでは気がすまず、うし小屋、うま小屋、とり小屋とたて続けにきれいにした後、ぶた小屋を見て「おーや、ここが いちばん きたないね」ぶた小屋も大そうじ。あらあら...小屋の前にあった泥まで 掃除機ですっかり吸い取ってしまいました。おばさんは大満足...でも でも こぶたは...?
大好きなどろんこがなくなってしまったこぶたは、うちを逃げ出し どろんこ探しの旅に出ます。
好きなことをしている時が一番幸せ
なのに 周りでお節介しっちゃってるのは だぁ~れ?
本の体裁としては 絵本というより読み物ですが、文字は けっして多くありません。年長さん ~ 一年生以上なら読めそうです。おはなし会で使うには 絵本と違って開き読みが難しいので 紙芝居に仕立てようとしつつ 中途で作業がぁ~
いま、読み手としては おはなし会から離れていますが 多くの子ども達に見てもらえる様 作業の完結を祈るばかりです。(祈ってるだけじゃ完成しないよ!)
家のチビ達は まさに どろんこコブタ
そして私は...
>好きなことをしている時が一番幸せ
>なのに 周りでお節介しっちゃってるのは だぁ~れ?
いや~ん 耳が日曜日!
それで[休日さくら]さんなの?
それとも お耳が日曜日だからかな...?
好きなことを じっくりやらせるのは 辛抱が要るものなのよねぇ~。
疲れちゃいますからね。
でも、私の場合は
「好きにさせたら良いじゃないの」
が多すぎていけません。
『めぐりあう時間たち』借りてきたぜ!
この本子どもたちも大好きです。
こぶたがどろんこ大好きなのがよく分かって、応援しちゃうんですよね
セメントに沈むのも楽しそうでしたね。あんな思いをしても、結局のところ、こぶたは泥んこに沈むってのがいいですね。
子どもに教訓を与える様な話は面白くないけど これは反省するのがお百姓夫婦なのがいいなって。
もう一度ちゃんと 庭にどろんこを用意してもらえて良かった☆