たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

'50を体感

2018年08月15日 23時38分00秒 | 観る
ウッディ・アレン監督が ケイト・ウィンスレットを主役に迎え、1950年代ニューヨークのコニーアイランドを舞台に ひと夏の恋に溺れていく女の姿を描く。


女と男の観覧車(8/15 二番館)

製作国:アメリカ(2017年)
原題:Wonder Wheel
監督 / 脚本:ウッディ・アレン
出演:ケイト・ウィンスレット(ジニー)、
   ジャスティン・ティンバーレイク(ミッキー)、
   ジム・ベルーシ(ハンプティ)、
   ジュノー・テンプル(キャロライナ)、
   ジャック・ゴア(リッチー)、
   デビッド・クラムホルツ(ジェイク)、
   マックス・カセララ(イアン)他

:::時は1950年代、主人公のジニーは、元女優で、今はコニーアイランドの遊園地にあるレストランで、ウェイトレスとして働いている。再婚同士で結ばれた、回転木馬の操縦係を務める夫のハンプティ、そして自身の連れ子と観覧車の見える部屋で暮らしている。実は彼女は夫に隠れて、海岸で監視員のアルバイトをしているミッキーと付き合っていた。平凡な毎日に失望していたジニーは、脚本家を目指すミッキーとの未来に夢を見ていた。だが、ギャングと駆け落ちして音信不通になっていたハンプティの娘キャロライナが現れたことから、すべてが狂い始める──。 :::

ケイト・ウィンスレット演じるところのジニー、私自身は 1mmも共感するところは無くて、特にキャロライナ登場以降となると 常にイライラしているし、とても 魅力的とは言い難い。もう なんか いやぁ〜〜な女。なのだけれど... 人が 浮気だの不倫だのに走る気持ちというのが なにげに分かった様な気がします。1950年代を描いた作品とはいえ 当然撮影は現代なのですが、スクリーンに映し出される赤味掛かった映像は 過渡期のカラーフィルム思わせ、あたかも1950年代に撮られたかの様に感じさせます。時代感溢れる衣装も見どころ。

「ブルー・ジャスミン」が「欲望という名の電車」をモチーフにした作品とも言われていますが、今作も どこか テネシー・ウィリアムズを感じさせる、更に言えば どこか舞台劇の様な空気感があります。ジニーに共感するかどうかは別にして、作品のクオリティを通して やっぱりウディ・アレンは凄いなと感じた次第です。







【観劇メモ】
Musical Fantasy
『真夏の夜の夢』(8/1 ソワレー)
原作:ウィリアム・シェイクスピア
上演台本 / 演出 / 振り付け:郡司行雄
出演:郡司行雄
   さとう龍二
   川原洋一郎
   あみ

   秋山綾香、安藤紗彩、生島稜大、内田ハルカ、
   江崎かれら、遠藤叶彩、大上のの、小川紘海、
   小野剛聖、片倉いろは、河合 瞭、岸波華萌、
   小池千恵、五嶋凌太、坂崎 葵、桜木彩羽、
   菅 美咲、田中真由、田村 葵、中野恵梨香、
   中村有沙、中村優良、七星海咲、馬場泰光、
   早野由美、早馬 充、陽向桜久、平井志奈、
   福森まあい、菩提 行、松田将平、三浦孔美、
   柳井楽々、大和亜也、吉田さと

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