たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

金縛りには時々遭うけどね

2011年11月15日 11時07分11秒 | 観る
金縛りの状態には ちょいちょい陥りますが、何かが乗っかってきたことはありません。

オープニングは ティム・バートンへのオマージュ?
ステキな金縛り(11/18 レイトショー)
制作国:日本(2010年)
監督/脚本:三谷幸喜
出演:深津絵里(宝生エミ)
   西田敏行(更科六兵衛)
   阿部寛(速水悠)
   竹内結子(日野風子/矢部鈴子)
   浅野忠信(木戸健一)
   草なぎ剛(宝生輝夫)
   中井貴一(小佐野徹)
   市村正親(阿倍つくつく)
   小日向文世(段田譲治)
   小林隆(管仁)
   KAN(矢部五郎)
   木下隆行(工藤万亀夫)
   山本耕史(日野勉) 戸田恵子(猪瀬夫人) 浅野和之(猪瀬) 生瀬勝久(占部薫)
   山本亘(法廷画家ではない 日村たまる) 梶原善(伊勢谷) 篠原涼子(悲鳴の女)
   佐藤浩市(村田大樹) 唐沢寿明(ドクター) 阿南健治 近藤芳正 深田恭子 他
  


何度も大爆笑しました。三谷作品もコメディも大好きなので 大いに楽しみましたが、個人的には『THE 有頂天ホテル』が かなりの出来映えだと思っているので、そこまでのわくわく感は 無いかもね。

とはいえ、「落ち武者の霊が証人」なんていう突拍子もない設定(正確には 落ち武者じゃないけど)を、ファンタジーではなくドラマとしてみせる手腕は見事だし、被告の無実を明かす手立ても、最終的には 落ち武者頼みじゃなく「真犯人を突きつける」という 決定打を放ったのには 大納得。ただ、死後の世界の様子を具体的に語る部分もあって、面白いけど nnn...どうなんだろ? 舞台が法廷となると、もっと真剣な丁々発止の法廷ドラマも観たくなっちゃうし、物足りなさは否めません。そもそも、笑いありきの作品なので 言っても始まりませんが。

...と、ちょっぴり辛めのレビューになっちゃいましたが、評判も上々ですし、世代を問わず沢山の人が楽しめる作品だと思います。ティム・バートンっぽいオープニングは、恐らく狙っての事だと思うんだけど、霊が見える人の条件のひとつである「シナモン」も、なんとなく『タイムトラベラー(時をかける少女)』のラベンダーを感じます。関係ないのかな? いや... ありそう。

生誕50周年「三谷幸喜祭り」って事もあってか、今作は 三谷組の役者で隅から隅まで埋め尽くされています。そんな中には、全く同じ役を演じている人も居たりして、兎に角 遊び心は満載です。今年の三谷作品と言えば、7月に出掛けた舞台『ベッジ・パードン』の深津絵理が 実に可愛くて印象的でした。

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2 コメント

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確かに~ (NAO)
2011-11-16 22:57:11
私も「有頂天ホテル」、出来が良かったと思います。
今回のも、めっちゃ面白かったけど、いろいろ詰め込みすぎて、おなかいっぱいすぎる~って感じ。
で、何気に「みんなのいえ」も好きです。

それにしても深津さんはお上手ですよね。
ドラマ・映画・舞台とオールラウンドに出来る数少ない女優さんだと個人的に思っています。
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NAOさんへ (mayumi)
2011-11-17 10:26:44
まぁ、予感はしてたんですけど、夫がかなり観たがってたし、
三谷作品は 気になりますしね (^_-)
『マジック・アワー』辺りから ちょっとやり過ぎの感がありませんか?
彼は やっぱり舞台が面白いかなぁ... と思う今日この頃。
いや、かなり笑わせて貰ったし、文句はないんですけどね (;^_^A

> 何気に「みんなのいえ」も好きです。
『ラジオの時間』『みんなのいえ』は、制作費があまりかけられなかったのでしょうけど、
だからこそ 脚本の腕が問われる作品でもあったでしょうね。
私も『みんなのいえ』好きです。

深津絵理さん...
元々は やはりテレビの印象が強い方だし、かなり小柄なので
舞台はどうだろう... と思っていましたが、弾けててるし 舞台上が元気になります☆
演出の立場からすると なんでもやってくれそうで 全面的に信頼出来る女優さんだろうと思います。
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