たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

社会派ミステリーなのョ

2011年08月29日 17時46分53秒 | 観る
暑さから逃れる策として 映画館に出掛ける機会が増えるんじゃないかしら... と思っていた今年の夏ですが、夏休みはファミリー向けの映画が多いので、結局のところ 映画館に行く回数は さほど多くもありませんでした。でも、秋に向けて じわっと出てきましたか? 大人の映画...

2010年のベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀監督賞)受賞作品
ゴーストライター(8/28 劇場にて)

原題:THE GHOST WRITER
制作国:フランス / ドイツ / イギリス(2010年)
監督:ロマン・ポランスキー
原作:ロバート・ハリス
脚本 / 脚本:ロバート・ハリス、ロマン・ポランスキー
出演:ユアン・マクレガー
   ピアース・ブロスナン
   キム・キャトラル
   オリヴィア・ウィリアムズ

〓〓〓 元英国首相アダム・ラング(ピアース・ブロスナン)の自叙伝執筆を依頼されたゴーストライター(ユアン・マクレガー)が、やがて元首相の過去に隠された大きな秘密に気づき始め、国際政治を揺るがす恐ろしい謎に巻きこまれていく サスペンスフルなストーリー... 〓〓〓 デス。

もう殆ど公の情報の様なので言っちゃいますと、この作品に出てくる 元英国首相アダム・ラングのモデルは トニー・ブレアだそうで、ブッシュ元米大統領とブレアのイラクに対する軍事行動に対する非難を絡めた物語なわけです。でもね、こうして書いておきながら矛盾もいいとこですが、出来れば あまり何も予備知識を持たないで観る方が より楽しめるんじゃないかと思います。普通にミステリーと思って臨むのがお奨めです。

しっかし、こんな重いテーマを あっさりエンターテインメント性の高いミステリー作品にしちゃうなんて、たまげた たまげた☆ こういうところは 邦画の太刀打ちできない領域かも知れませんね。そして、幾つになっても どこか初々しさの残るユアン・マクレガーの狼狽え振りも見所 因みに、元首相役のピアース・ブロスナンは 5代目007 です。

夏休みはファミリー映画ばかりで... なんて言った舌の根も乾かぬうちになんですが、『うさぎドロップ』は 観たいんだなぁ...。松山ケンイチ、好きなので、芝居が。取り敢えず、残りの人生 C.I.A.に逆らう様なことだけは 止めておこうと思います。


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2 コメント

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私も~~。 (ふりかけ屋)
2011-08-30 09:42:24


私もね、「うさぎドロップ」見たいんです。
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ふりかけ屋さんへ (mayumi)
2011-08-30 16:25:40
作品毎に違った顔を見せる松山ケンイチ、ホント感心しちゃいます。
今年は もうすっかり観なくなってしまった大河ドラマも、来年はちょっと楽しみ♪
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