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たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

エネルギー充填!!

2013年04月07日 22時03分06秒 | 観る
「エネルギー充填120%!!」って どこかで聞いた台詞ですが、まずは自分が元気で居るって事は とても大切。だから、実家と行き来をしていても だからって、「あれが出来ない これを我慢した」って風にはしたくないなぁ... と思っています。そんな訳で「新幹線に4時間の後 在来線に1時間で自宅に戻ったその晩、フィットネスクラブにGo!!」なんていうのは、寧ろ活力源♪ 幾つかキャンセルした予定もありますが、気分転換は 積極的にしなくちゃネ。
みなさまも、給油お忘れなく(^o^)b


ボクたちの交換日記(4/3 劇場にて)

制作国:日本(2013年)
監督 / 脚本:内村光良
原作:鈴木おさむ
出演:伊藤淳史(田中)、小出恵介(甲本)、
   長澤まさみ、木村文乃、川口春奈、ムロツヨシ、
   大倉孝二、佐藤二朗、佐々木蔵之介 他

「やりたいと思っていることと やることの間には、大きな川が流れている」...
なにか目指すところのある人、そして 何かを諦めたことのある人の心にも なんだか響く言葉でしょ?
「夢を諦めてもいいと思うほど 幸せにしたい人が出来たってこと」...
これも ぐっと来る。でも 本当は、夢を叶えつつ 幸せにしたいと思う人と一緒に幸せになる っていうのが 理想だけどね。

放送作家・鈴木おさむの小説「芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~」を映画化した作品。漫才コンビの交換日記に綴られる言葉が傍白として使われていて、なかなか面白い演出です。コンビの機微と人生を描きます。木村文乃さん、出番の割に印象に残ります。遠山景織子のカメオ出演あり。


人生、ブラボー!(4/3 劇場にて)

制作国:カナダ(2011年)
原題:STARBUCK
監督:ケン・スコット
脚本:ケン・スコット、マルタン・プティ
出演:パトリック・ユアール(ダヴィッド・ウォズニアック)
   アントワーヌ・ベルトラン(ダヴィッドの弁護士)、ジュリー・ルブレトン(ヴァレリー) 他

てっきりアメリカの作品と思い込んで居たのだけど、いざ始まると あれっ? フランス語...。だけど、ちょっと雰囲気の違う 若干かっちりしたフランス語(フランス語... だよね?)。なのに、お金の単位は「ドル」??? いったいどこの話なんだろうと思ったら、話も随分進んで カナダと分かり 納得。なるほど なるほど。やっと腑に落ちました(^^;)

馬鹿馬鹿しい こてこてのコメディかと思ったら、案外 理屈っぽく しかも叙情的。カナダのコメディって、ひょっとして intellectual?


***********************

既にご存知の方、お気づきの方もおありでしょうが、先月半ばより 父が入院しております。当初、先生の見立て程には経過が芳しくなく 悶々とした時期もありました。加えて、家族にとって ちょっとした事件もあったりと、少々波乱含みの三月でした。が、現在 心配の種もひとつ またひとつと取り除かれつつある状況です。まだまだ解決しなければならない問題も多々ありますが、なんとか 大型連休の頃には、実家での楽しい時間が持てればいいなと思っています。
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赤坂サカスで早変わり

2013年04月07日 06時19分38秒 | 観る
既に新しい歌舞伎座も開場し、間の抜けた投稿でスミマセン。
子ども達と昼食を共にした晩、六本木と青山と赤坂に接する辺りで一泊。翌朝は 徒歩で 赤坂ACTシアター(赤坂サカス)へ。勘九郎襲名興業の大団円 赤坂大歌舞伎の千秋楽です。

赤坂大歌舞伎
怪談 乳房榎(3/24)
出演
中村勘九郎、中村七之助、
片岡亀蔵、中村獅童 他

幕末から明治にかけて名人と言われ、「近代の日本語の祖」と称される三遊亭円朝の口演による怪談話が原作。
勘九郎の三役早変わりも楽しみなエンターテインメント性の高い外題です。終盤での本水を使った演出も見所♪

勘太郎時代、新橋演舞場での「乳房榎」も観ていますが、随分こなれてきたというか なにか蓋が外れたというか、ちょっとしたハプニングにも対応できる柔軟性やゆとりが感じられ、観ている方も楽しくて堪りません(*^o^*) それにしても、三次と正助の傘の中での早変わりは 何度観てもどうなっているんだか皆目見当が付きません

ところで この日、千秋楽は千秋楽なんですが...
鳴り止まぬ大喝采に 異例のカーテンコールが二度も!! 勘九郎曰く「千秋楽と思ってお買い求め戴いた方には 誠に申し訳ありません...」。大盛況に付き このあと追加公演だそうで(^^;) なにはともあれ、新しい歌舞伎座のこけら落としへの弾みとなる 素晴らしい舞台となりました。




中村屋といえば...
というわけで

小山三さんのストラップ 買っちゃった♪



トップスにて


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若松監督の「右」と「左」

2013年04月07日 01時51分32秒 | 観る
遺作となった『千年の愉楽』公開に絡め、先頃 TKPシアター柏で 若松監督の特集が組まれました。上映作品の内、『千年の愉楽』と『11.25 自決の日...』で、井浦新・満島真之介・大西信満が 舞台挨拶!! というので、舞台挨拶付きチケットの発売日にいそいそとで掛け、『11.25 自決の日...』ふたり分の席を入手したものの、残念ながら 当日私は劇場に足を運ぶことが出来ず... でも、日を改めて 作品だけは 観に行って来ましたョ。

11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち旧作(3/19 劇場にて)
制作国:日本(2011年)
監督:若松考二
脚本:掛川正幸 、若松孝二
出演:井浦新(三島由紀夫)
   満島真之介(森田必勝)
   タモト清嵐(山口二矢)
   吉澤健、寺島しのぶ 他

楯の会」結成前夜から 三島の割腹自殺までを描いた作品。三島由紀夫というひとりの男の思想の中に見え隠れする弱さや揺れを、井浦新が 実にきめ細かく演じています。民族派を掲げつつも、どこか稚拙で 金持ちの道楽にも思える「楯の会」... 男気を鼓舞しながらも どこか気弱で幼ささえ感じる三島由紀夫...、井浦新の姿を借り、いま正に そこに居るかの様に三島を見せてくれます。秀逸だったのが、楯の会のメンバーで 三島の側近であった森田必勝(まさかつ)を演じた満島真之介。演技は、この作品が初めてと言うから驚きです。森田必勝の熱い思いを 迫真の演技で見せてくれます。

井浦新は、この作品がきっかけで 名前を「ARATA」から本名の「井浦新」に戻したと聞きます。



三島由紀夫と「楯の会」を映画化した若松監督って 右翼?
ところが、こちらは 左翼の物語。
(念のため 申し添えるなら、私はノンポリです
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)旧作(3/21 劇場にて)

制作国:日本(2007年)
監督:若松孝二
原作:掛川正幸
脚本:若松孝二、掛川正幸、大友麻子
出演:坂井真紀(遠山美枝子)、ARATA(坂口弘)、
   並木愛枝(永田洋子)、地曵豪(森恒夫)、
   伴杏里(重信房子)、大西信満(坂東國男)、
   中泉英雄(植垣康博)、伊達建士(青砥幹夫)、
   日下部千太郎(山田孝)、椋田涼(山崎順)、
   粕谷佳五(進藤隆三郎)、川淳平(行方正時)、
   桃生亜希子(持原好子)、本多章一(田宮高磨)、
   笠原紳司(高原浩之)、渋川清彦(梅内恒夫)、
   RIKIYA(金廣志)、坂口拓(塩見孝也)、
   玉一敦也(奥沢修一)、菟田高城(吉野雅邦)、
   佐生有語(寺岡恒一)、奥田恵梨華(杉崎ミサ子)、
   高野八誠(加藤能敬)、小木戸利光(加藤倫教)、
   タモト清嵐(加藤元久)、佐野史郎(さらぎ徳二)、
   倉崎青児(松本礼二)、奥貫薫(あさま山荘管理人)他
ナレーション:原田芳雄

60年安保から あさま山荘事件へと至る連合赤軍の様を描く。
安保闘争の頃の 意気揚々と革命を目指す学生、赤軍派と革命左派の連合「連合赤軍」の誕生、山岳ベースでの「総括」「自己批判」と呼ばれる 自身を律する姿勢から次第に劇化していく集団内のリンチ、散り散りになり 残った5名の辿り着いたあさま山荘での立てこもり... 中心人物が移り変わりながら描かれる 緊迫の3時間10分。

閉鎖的な団体の中にあると、規律が厳しければ厳しいほど 独裁制が強くなるものでしょう。そもそも共産主義を掲げていた筈の連合赤軍も 内部の体制は至って独裁的。半島の北側にある国を見ていても思いますが、本来の主義主張よりも、「集団・規律の維持」が優先になって仕舞うものなのかも知れません。カルト教団 然り、部活 然り。


監督 インタビュー


二つの作品を観て思ったのだけど、武士道の美学に魅せられていた三島由紀夫ですから、右翼である「楯の会」の方が 寧ろ変な罰則も無かったでしょうね。
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閉館と 建て替えと

2013年04月07日 00時25分28秒 | 観る
遡ること、3月20日は お彼岸。
友人と 2013年5月31日に閉館の決まっている銀座テアトルシネマ

第85回アカデミー賞 外国語映画賞受賞〔作品賞・監督賞・主演女優賞・脚本賞ノミネート〕
2012年カンヌ国際映画祭 パルムドール(最高賞)受賞
愛、アムール(3/20 劇場にて)

制作国:フランス/ドイツ/オーストリア(2012年)
原題:AMOUR / LOVE(英語圏)
監督 / 脚本:ミヒャエル・ハネケ
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン(ジョルジュ)、エマニュエル・リヴァ(アンヌ)、
   イザベル・ユペール(エヴァ)、アレクサンドル・タロー(アレクサンドル)他

重いテーマを扱いながら、ウエットになり過ぎず 乾いた空気感で描く。老夫婦の日々を丁寧に描きつつも切れの良さが小気味よい。肌理が細かいのに まどろっこしくない。実に秀作です。米アカデミー賞で、外国語作品であるにも拘わらず作品賞にノミネートされました。作品賞は逃したものの、外国語作品賞を受賞。でも、作品賞とのダブル受賞だったとしても 納得出来る作品です。また、85歳という史上最高齢で主演女優賞にノミネートされたエマニュエル・リヴァも 大きな話題のひとつです。


映画の後は
ベノアティールームのアフタヌーンティーセット(2,100円)
(一人前をふたりで戴きました)

アフタヌーンティーとしては 断然お手頃価格のベノアティールームだけど
ティールームのある銀座松坂屋は 今年6月末日を以て 建て替えの為休業となります

いっぱい話を聞いてくれたKAORIちゃん、ありがとう 映画も、あまりにもリアルタイムな内容で 身につまされるんじゃないかと危惧したけれど、これは観ておいて良かった(^^)b
 やっぱり、J社の同期!! 話の通じる友の存在に感謝だョ。本当にありがとう。
コメント (2)
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