『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』(9/4 レイトショー)
制作国:日本(2009年)
監督:堤幸彦
原作:浦沢直樹
脚本:長崎尚志、浦沢直樹
音楽:白井良明
出演:唐沢寿明、豊川悦司、
常盤貴子、平愛梨、
香川照之、石塚英彦、
宮迫博之、藤木直人、
古田新太、森山未來、
小池栄子、黒木瞳 他
<第一章><第二章>と観てきたら どうあっても観ないわけにはいかないじゃないの!<最終章>!!...なわけで、週末 観て来ました。そうだなぁ...一定水準の面白さはあると思うのですが、広げた風呂敷が大きすぎて あらゆる面できっちり収拾をつけられたかというと ちょこちょこ取りこぼしもある様で...。原作を全く知らないので 飽くまでも映画としての出来に関してですが、あえて辛口で。
例えば マンガ家(森山未來)...
<第一章>の冒頭から登場したからには この物語の語り部的存在なのだろうと 勝手に思い込んでいたので、なんだか中途半端な存在に終わったのが残念。<第二章>で、鳴り物入りで登場した警察官の蝶野(藤木直人)も そしてカンナの存在さえも <最終章>では 尻すぼみ(カンナって、超能力持ってんじゃないのか! えっ?)。エンドロール後のエピソードについても、観客に過去の出来事を説明する役割があるとはいえ ケンヂのとった行動は ただただ自己満足ではないかしら...など。
三編を通じ たっぷり楽しませてもらった今作ですが、個人的には <第一章><第二章>の方が 好きだったかも。尤も、原作は『本格科学冒険漫画 20世紀少年』『本格科学冒険漫画 21世紀少年』あわせて24巻あるとのことですから、7時間程の映画の中で すべてを描ききれるわけもなく...。元々群像劇でエピソードを持った登場人物も多いのだろうけど、映画にするに当たって もっとそぎ落としても良かったのじゃないかしら。
各役の子役達に拍手

監督:堤幸彦
原作:浦沢直樹
脚本:長崎尚志、浦沢直樹
音楽:白井良明
出演:唐沢寿明、豊川悦司、
常盤貴子、平愛梨、
香川照之、石塚英彦、
宮迫博之、藤木直人、
古田新太、森山未來、
小池栄子、黒木瞳 他
<第一章><第二章>と観てきたら どうあっても観ないわけにはいかないじゃないの!<最終章>!!...なわけで、週末 観て来ました。そうだなぁ...一定水準の面白さはあると思うのですが、広げた風呂敷が大きすぎて あらゆる面できっちり収拾をつけられたかというと ちょこちょこ取りこぼしもある様で...。原作を全く知らないので 飽くまでも映画としての出来に関してですが、あえて辛口で。
例えば マンガ家(森山未來)...
<第一章>の冒頭から登場したからには この物語の語り部的存在なのだろうと 勝手に思い込んでいたので、なんだか中途半端な存在に終わったのが残念。<第二章>で、鳴り物入りで登場した警察官の蝶野(藤木直人)も そしてカンナの存在さえも <最終章>では 尻すぼみ(カンナって、超能力持ってんじゃないのか! えっ?)。エンドロール後のエピソードについても、観客に過去の出来事を説明する役割があるとはいえ ケンヂのとった行動は ただただ自己満足ではないかしら...など。
三編を通じ たっぷり楽しませてもらった今作ですが、個人的には <第一章><第二章>の方が 好きだったかも。尤も、原作は『本格科学冒険漫画 20世紀少年』『本格科学冒険漫画 21世紀少年』あわせて24巻あるとのことですから、7時間程の映画の中で すべてを描ききれるわけもなく...。元々群像劇でエピソードを持った登場人物も多いのだろうけど、映画にするに当たって もっとそぎ落としても良かったのじゃないかしら。
