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雨の中の・・、国東富貴寺阿弥陀堂


















          船に乗って、豊後水道を渡り大分県に入る。
          臼杵や竹田に寄って、その帰路どうしても行きたいところがあった。
          国東半島の山懐深く、富貴寺阿弥陀堂である。
          一昨年の夏以来の再訪である。
          朝から雨が降り止まぬ。
          日本全国に数ある国宝建築の中でも最も優れたものの一つ、
          と言われるこの阿弥陀堂。その伸び伸びとした全容、屋根の線、
          その下の光輝く柱、戸。何処をとっても、茫洋として心奪われる・・。
          堂内の仏と壁画を守るため、雨の日は、お堂の扉は開けられない。
          ゆっくりと、その周りを廻りながら、雨線と水滴の向こうの阿弥陀堂を
          飽かず眺めていたものだ。

          前回の記事はこちら(2007年9月)
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