感動との出会いをもとめて・・、白いあごひげおじさん(もう、完全なじじいだな・・)の四国遍路の写真日記です・・
枯雑草の巡礼日記
醍醐寺、美しき全身像、五重塔へ
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金堂のやや奥、右手の広い敷地に独り立つ五重塔が見えてくる。天暦5年(951)の建立。
醍醐寺創建当時より残る唯一の建物である。
また、京都府内に現存する最古の建物でもあるらしい。
わが国に残る五重古塔としては、5番目に古いもの(4つの塔のうち2つは小塔であり、実質に
は、法隆寺、室生寺に次いで3番目に当たる)
塔の高さ38m。その上の相輪は13mで塔全体の1/3を占める。創建以来多くの修理が行われ
たようで、必ずしも創建時の姿を忠実に伝えているとは言えないのかもしれないが、仰ぎ見れば、
そのバランスのとれた全身、木組みの力強さ、屋根の瓦の並びと反りの美しさ・・どこをとっても、
稀にみる見事な五重塔である。暫し佇んで、その前を離れることができなかったほど・・。
(醍醐寺発祥の地、上醍醐はここより約2kの山道を上ったところ。上醍醐には、薬師堂、
清瀧宮、開山堂、准胝堂など、国宝、重文の建築物もあり、ぜひ参りたいところであった。
2008年8月24日、西国十一番札所でもある准胝堂が、落雷による火災で全焼。それ以来、
上醍醐全体が入山禁止となっている。私の行ったのは少し前。今は解除された模様。
機会があれば、いつか訪ねたい地である。)
コメント ( 18 ) | Trackback ( 0 )
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美しいですね。
そして確かに力強いです。
醍醐寺は昔なんかの推理小説に出てきたような?
すっかり忘れましたけどね。
松本清張だったかな?
951年といえば1000年以上も昔の建物ですね。
それが、今こうして見ることが出来るということも不思議な気がします。
その当時は仏教が伝来して約400年たった頃。
民衆も仏教を理解し、きっと5重塔はありがたい存在だったのでしょう。
日本人は、いつ無宗教になってしまったんでしょう。
ゴク最近かもしれませんね。
またまた古い建物ですね。
昔、京都に行った時に今と同じ知識があれば、もっと違う見方、楽しみ方があったでしょうね。
今度いけるのはいったいいつの事か。
晩秋、冬の京都もいいですね。
美しい造形美ですね、2,3と最後の
美しさには圧倒されます、歴史有る建造物って!
見飽きませんし、ウットリ見つめています、
此れだけ美しい五重塔を管理するのは大変だろうな~ぁ!なんて!思いを馳せて居ます、
京都府内で最古の建造物ですね、流石、歴史を感じます、牛田の神社写しに行きたく成りました
京都府内に現存する最古の建物だというのに、
美しい色を見ることが出来ます。
色が大変鮮やかだったのでしょうね。
屋根の瓦も凄いですし、木組みも美しいですね。
枯雑草さんの写真はこの最古の風情を存分に
写されていて、感心しています。
相当古い塔のようですがそんな感じさせませんね
木組みがしっかりしているのでしょうね
千年もの間に木材などは朽ちることないのでしょうか?
毎回ご立派な寺を拝観しているうちに、全く分からなくなってきました。知識が不足しているのですね。
皆同じように見えてくるのですよ。
ただ歴史の重みを感じています。五重塔はこの塔が日本で三番目に古いのですか。
室生寺に一度行ってみたいですね。
そうですか。推理小説に登場しましたか。
京都を舞台とした推理小説、多い気がしますね。
殺伐とした推理小説には、息抜きとして
恰好な添景なのかもしれませんね。
1000年ですからねー。
おっしゃるように、この五重塔、特に
瓦がきれいだと思いました。
塔の基本形は、仏教とともにインド、中国から
伝えられたものですが、五重塔や三重塔の形式
は、日本独自のものですね。長く日本人の心の
拠り所になってきたのでしょう。近年の宗教離れ
というか、心離れの世の中の状況は悲しいですね。
またまた、古いもので申し訳ありません。
日本を離れていると、古くからの日本的な
ものに会いたくなるのでしょうね。その
お気持ちはわかるような気がします。
アランさんは、絵のご専門ですから、
かたちの美については、独自の感覚をお持ち
なのだろうと思います。
牛田では、やはり国宝の不動院(安国寺)
(以前に載せたことあります)が、素晴らしい
と私は思いました。
ありがとうございます。
この塔、1000年の年月を経たにしては、
とてもきれいです。塗装は勿論のこと、屋根
の葺き替えや、傷んだ部材の取替など、十分
な補修が行われているということだと思います。
塔は、皆に守られて1000年を生きてきた
のでしょうね。
ほんとにしっかりした木組みですね。
↑にも書きましたが、これだけの美しさ
を保つためには、十分な補修が欠かせない
のだと思います。そんな環境のなかで
1000年を生きてきたのでしょうね。
そうですね。塔の基本的な形式はどの塔でも
共通していますから、同じように見えるかも
しれませんね。でも、それぞれの塔はやはり
それぞれの趣を持っています。ちょうど、人
の顔のようなものじゃないでしょうか。
室生寺は、以前に載せましたが、これはまた
独自の五重塔です。
★たしかに相輪のデッカさ驚きです。でも見上げた感じは、見事なバランスですね。
★もともと仏舎利を安置する目的が起源の塔ですから、伽藍建築の中で最も力を入れた建築だということが納得できます。
仏教建築の中で、やはり一番見栄えのする
のは五重塔でしょうね。
塔は、元々心楚に仏舎利を納めるものとして
伝わったものですが、現存する五重塔では最古
の法隆寺のものを除いて、そういうものはない
ようですね。やはり日本独自に発展したものなの
ですね。