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猫だまし勝利

2015年11月17日 | 時事
白鵬「猫だまし」に理事長「ありえない…前代未聞」
気持ちや思惑は分かりますが、最近白鵬に対する風当たりが強すぎじゃないですかね。

「横綱ならばいつでもドンと構えて横綱相撲で勝つべき」という理想は確かにあるでしょう。横綱とは常に最強の存在として君臨すべきであり、またその実力が伴わなくなったら潔く退くべきという美学が存在するのもまた事実です。白鵬も、全盛期はそれこそ向かうところ敵ナシの磐石な相撲が続いていた時期もありました。特に野球賭博や八百長問題等、角界が大きく揺れた時期に、双葉山に迫る歴代2位の63連勝を果たし、相撲界自体が傾くのをを土俵際で踏ん張らせた原動力になっていたのは白鵬だったはずです。今年優勝回数でも史上最多となり、現在の理事達の現役時代の記録を大きく上回っていることでしょう。多少力が落ちたからといって、歴代最強クラスの横綱に理事達がああだこうだ注文をつける資格は本当にあるのでしょうかね。

今場所は、横綱昇進後初の休場明けであり、大関であれば角番のピンチということになります。横綱に降格はありませんから、それは事実上の引退を意味する言葉になるでしょう。白鵬だって、勝ち方にまでこだわって勝てるのであれば当然そうするはずですから、本調子でないのは自分が一番よく分かっているはずです。とくにメディアは白鵬を何故か目の敵にしていますから、やれ力が落ちただの、品格が足りないだの、そういった批判を吹き飛ばして黙らせるには連勝を続けるとか優勝しかありません。おそらく今場所は、先場所の鶴竜のようになりふり構わない勝利を目指しているのだと思います。猫だましにしろはたき込みにしろ、正攻法ではないかもしれませんが別にルール違反でもありませんし、横綱は寄り切りでしか勝っちゃだめという決まりもありません。横綱にハンデをつけるための禁じ手にするのなら、そうルールに明記すべきでしょう。というか、普通の力士が猫だましやったら盛り上がりますよね(笑)かつて技のデパートと言われた舞の海を思い出します。何故彼がやると人気が出て、横綱がやるとだめなのでしょうね。

まあ今場所はきっちり優勝して、来年から磐石な相撲を期待しましょう。

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